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ヒンドゥー教の神は日本でも信仰されています。ヒンドゥー教で最も人気のある神様や、神話を始め神々の特徴やヒンドゥー教の女神画像まとめなど神特集の始まりです …
ヒンドゥー教の特集はこちらの目次よりどうぞ。↓
ヒンドゥー教の神は名を変え日本でも親しみを持たれています。
弁天様や大国主を始め、日本でも古来からある有名な神として信仰されています。今日は、ヒンドゥー教の神々を紹介してゆきます。
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ヒンドゥー教とは
ヒンドゥー教はインドで発祥した世界最大の民族宗教です。
開祖は定まっておらず、仏教と同じバラモン教から派生した多神教です。特徴的なのはカースト制で、ヴァルナ(Varna)やジャーティ(Jati)と呼ばれ身分や職業によって自分の地位が信仰生活の中に溶け込んでいます。
ヒンドゥー教は神を想い、神を愛し、神に身を捧げる(献身)ことを説く教えが根本にあり、浄と不浄の観念を強く持っています。簡単に言えば、ヒンドゥー教では左手を不浄としているなど浄と不浄に関する基準が多くあります。
ヒンドゥー教の神
ヒンドゥー教の神は人格をもって慕われる神々です。
ヒンドゥー教には三大神と呼ばれる代表的な神がいます。ブラフマー神が世界を創造し、ヴィシュヌ神が維持支配し、シヴァ神が破壊するとされています。シヴァ神の破壊は、創造のための破壊であり、再び新たな創造がブラフマー神によってなされ見事な調和が生まれているとされています。
この三大神はそれぞれの役割はありますが、実体は1つの神だという三神一体というヒンドゥー教の教義もあります。
三大神のうち、シヴァ神とヴィシュヌ神はそれぞれを信仰する集団が形成され、シヴァ派とヴィシュヌ派としてヒンドゥー教の中で対立しましたが、ブラフマー神はそのような信者集団を作ることはありませんでした。それはブラフマー神が観念的、抽象的な神であったためだと言われています。
ヒンドゥー教で最も人気のある神様
ヒンドゥー教で最も人気のある神様はガネーシャです。
日本でもベストセラー本「夢をかなえるゾウ(著;水野敬也)」のドラマ化で認知度が上がり、ヒンドゥー教でなくてもガネーシャ像が欲しい、自宅に飾っているという人もいるようです。
この神様はヒンドゥー教の三大神シヴァの子供で象の頭を持つ神で、富と繁栄、智恵と学問の神様だとヒンドゥー教で信仰されています。ヒンドゥー教でこの神様が人気な理由は現世利益をもたらす神とされ、富の神様として商人などから絶大な信仰を集めています。
この神様の特徴は、あらゆる障害を除くことから、ヒンドゥー教では何かを始める際には、まずガネーシャに祈りを捧げるという習慣があります。
ヒンドゥー教と言えばシヴァ神
シヴァ神は3つの目を持つ神として根強い人気があります。
シヴァ神に関する神話では慈悲深い様を示す描写がある一方で、対照的に恐ろしい性質を見せるエピソードも多く語られ、曖昧さとパラドックスの神などとも表現されています。ヨガや瞑想、芸術の守護神として知っている人も少なくないでしょう。
先ほど説明したシヴァ神を最高神として崇拝するシヴァ派は、苦行、呪術、祭礼、踊り等が特徴です。ヴィシュヌ派は、比較的上流階層に人気があり、シヴァ派は中下層に人気があります。そして、この両派は、独立した宗教であると言えるほど、独立した体系と分派を持っています。
インドではシヴァ神の祭り(マハー・シヴァラートリー)が毎年行われています。ヒンドゥー教の主要な祭礼の1つで、この祭りには世界と人生に存在する「暗闇と無知の克服」を心に刻むという意味を持ち、シヴァ神の神格と人々の信仰といった両極性について瞑想する日となっています。
日本にも伝わっているヒンドゥー教の神々
日本人が古くから崇拝している神々(あるいは仏)にはヒンドゥー教に由来するものも少なくありません。
例えば、七福神の弁財天はインドの川の神サラスヴァティの中国名から伝来され、日本では芸事の神である弁天様として親しまれています。
大黒天はヒンドゥー教三大主神の1つ破壊神の別名マハーカーラ(マハーは大きな、カーラは黒の意味)の訳語で、大黒が大国と音が同じであるところから大国主(おおくにぬしの)命(みこと)と一体となり、日本化して優しい救いの神となった逸話まであります。
そのほかにも帝釈天、吉祥天、毘沙門天などがヒンドゥー教の神々に由来していると言われています。
ヒンドゥー教の神話
ヒンドゥー教の神話を2つ紹介します。
インド神話は横に置き今日は簡単な神話だけ紹介します。まず、最も有名な天地創造の神話であるヒンドゥー教の三大神ブラフマーの「黄金の卵」、次にヒンドゥー教で大人気のガネーシャが象の頭を持つに至った神話です。
黄金の卵(ヒラニヤガルパ)
ブラフマー神は、宇宙に何も実体が存在しなかった暗黒時代に「地、水、風、空、火」の5つの要素を作り出しました。
しかし、実体化は難しく、水中に種を蒔き、その種が黄金の卵となり、ブラフマー神は卵の中に入って、自らを実体化させ生まれたと言われています。
卵を半分に分け、天と地を作った後に、様々ななものを生み出してゆきました。
ガネーシャの神話
ヒンドゥー教の女神パールヴァティーが身体を洗って、その身体の汚れを集めて人形を作り命を吹き込んで自分の子供を作りました。
パールヴァティーの命令で、ガネーシャが浴室の見張りをしている際に、夫であるシヴァ神が帰宅。ガネーシャはそれを父、あるいは偉大なシヴァ神とは知らず、入室を拒みました。シヴァ神は激怒し、ガネーシャの首を切り落として遠くへ投げ捨ててしまいます。
パールヴァティーに会い、それが自分の子供だと知ったシヴァ神は、投げ捨てたガネーシャの頭を探しに西に向かって旅に出かけますが、見つけることができませんでした。
そこで旅の最初に出会った象の首を切り落として持ち帰り、ガネーシャの頭として取り付け復活させました。
ヒンドゥー教の神(女神)画像トップ5
ヒンドゥー教の神の中でも女神の画像をまとめました。
三大神の神妃の他に七母神と呼ばれたりしますが、地域によって別名も存在しますが、その中から抜粋しました。
ラクシュミー(ヴィシュヌ神の神妃)
パールヴァティー(シヴァ神の神妃)
サラスヴァティー(ブラフマー神の神妃)
マリーアンマン(病気をつかさどる女神)
ドゥルガー(戦いの女神)
ヒンドゥー教の知っておきたい神一覧
ヒンドゥー教では数え切れないほどの神が存在します。
その中でも知っておきたい神一覧として3柱ほど抜粋しました。記事の中で紹介した神は外しています。
- クリシュナ(ヒンドゥー教で大人気)
- 釈迦(仏教の開祖)
- ハヌマーン(西遊記の孫悟空)
まとめ
ヒンドゥー教は多神教です。
具体的な教義は勿論、自然への畏敬の念から生み出された民族宗教の独特な信仰が受け継がれています。それは科学の発展していない時代の先人の叡智、それが宗教だったのではないかと思うのです。
次のヒンドゥー教特集はこちらからどうぞ。↓
あとがき
ヒンドゥー教を始め、私は多神教が大好きです。
理由は、神様達の賑やかな感じが何とも言えない穏やかな空気を作ってくれているようで気に入っているのかもしれません。
参考図書;あなたを最高の幸せに導く本(著;サイマー・ラクシュミ・デヴィ)
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