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この記事はえらてんチャンネルのYouTubeの内容を文字起こした記事になります。創価学会の公式HPはこちらからどうぞ。こちらの記事で紹介した動画は、記事の最後にリンクしています。個人的に大好きなYouTubeチャンネルの1つで、歯に衣着せぬ物言いがたまりません。動画を見るほど時間が無い人はこちらの記事が役に立ちます。えらてんチャンネルで他に文字起こした記事はこちらのカテゴリーよりご覧ください。
宗教.jpでも創価学会の特集を組みました、興味ある方はどうぞ。↓
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目次はこちら
創価学会の不満
今日はですね、前回創価学会の闇ということで出演頂いた現役の創価学会会員の辻ばるへさんに再びお越しいただきました。宜しくお願いいたします。
宜しくお願いします。
この前の通りモザイクになってるんですけれども、今回は現役の会員が語る創価学会の悪いところ5選ということで、色々教えて頂きたいと思います。
批判をしにくい雰囲気
まず第一にどういったところが創価学会に対して不満がありますか?
まず一つは、批判をしにくい。学会のこういう所をもっと変えた方が良いんじゃないかなとか、私はこう思うんだけど学会はこういう風に言っている、意見が違うけどこれはどうしたらいいんだろうか、そういう風な批判が中々現場では声を上げにくい状況がございます。
同町圧力が強いということになるんでしょうか。
強いですね、やっぱり。例えば活動報告という座談会でこんな活動をしました、私はこんなにいいことがありました、こういう所で当然私はこんなに題目をあげましたが特に何も出ませんでした、そういうことは言えないです。
良い事がありませんでしたって事が言えないとか。
そうですね、素直な自分の気持ちとかそういう風なものはあまり、ちょっと…
言わないようにしようという空気があると。
そうですね、少し難しいという風な感じがします。
勧誘や聖教新聞のノルマ
じゃあ第二点教えて頂けますでしょうか。
数字主義といいますか、成果主義といいますか。創価学会は皆さんご存知の通り大変アクティブな宗教ですよね。学会員ではない方に対して折伏という形で宗教の勧誘をしたり聖教新聞を取って下さいというお願いをしたりとか、目標と言いますか
ノルマみたいな?
目標ですね。目標というのはどういう風に作られるかというと、組織って色んなグループであるとか部であるとか色々あるんですけれども、グループでこれだけ今月は頑張ろうとか、会社のノルマという風に考えて頂くとわかりやすいんですけど、とにかくこれを頑張ってやらなきゃいけない。数字をあげることが第一になってしまって、申し訳ない事に荒い勧誘の仕方といいますか。一年後また考えますとかじゃなくて、いや今お願いします!とか、営業的なノルマといいますか、そういう風なものはちょっと私は嫌だなあという風に考えております。これも私はどうかと思うんですけれども、聖教新聞、皆さんも知ってる方多いと思うんですが、これをお願いしますという風に言いますね。今月の目標が達成できなかった、どうしよう後一部足りない、あと一人とってくれれば達成できる、こういう時に例えば自分で一人二部を取る。
郵便局のノルマみたいな。
そうですね。確かに数字上は目標を達成したと。ただ、どうなのかなという。数字の方に意識を持っていかれすぎて実質的にはこれはどうなんだろうという。
なんか日本の会社みたいなとこありますよね。
そうですね、本当に創価学会は非常に日本の会社に大変親和性の高い宗教団体だと私は思ってまして、逆に言うと創価学会で頑張れた人っていうのは会社にとって凄く都合がいい、大人材なわけなんですよ。
なるほど、即戦力みたいな。人材の育成とかっていう面でも日本の会社と近かったりするのでしょうか。
どういう風な事を念頭に置くかというと、幹部への登用とかグループ長であるとか、副部長、部長、ヒエラルキーがあがっていくんですね。その時に全く頑張ってない人を役職を与えて、リーダーとしての資質をつけていくという方法もありますし、面接とかをするとその時の面接が圧迫面接とか。ものによっては人格を否定したり、私の場合はちょっとそういう事があって嫌になったんですけど何故か受かってまして、もう嫌ですやりませんと言ったのに受かってましたね。
ちょっとお話戻るんですけど、例えば聖教新聞だったら末端の信者っていうのは月何本とかっていうのはありますか?
末端はね、基本的にはそんなに負担がないようにするっていうのは基本ですね。
やる気がある人にはノルマが課せられると。例えば辻さんが幹部登用試験を昔は受けられていたということでしたけれども、そこに受かった役職になってから大体何部とかっていう具体的な数字は、目安とかでもいいんですけど、自分で目標設定したりするとか…。
自分で目標設定したりもあります。ただ、やっぱり組織で動いてますので。
部長だったら自分のグループで何部みたいな感じ
ただその部長のノルマって上から降りて来るんですよね。たとえば部長ですと、グループが5個くらいあるんですね、その中で回していったり。
ここは今月は多くてここは少なくてみたいな。
そうそう。このグループは今月5もできた、凄い、他は0、0、0だったけどこのグループだけ目標達成凄かった、ということもあります。
本当に会社の中のノルマ表みたいな。
そうなんですよ。だから会社に対する親和性は大変強いです。
なるほど、創価学会員は即戦力という事で、営業の社員に困っている方は是非採用をという事で。
じゃあ今二点目のところで、日本の会社的だというとこがあげて頂きましたが、他に教えて頂きますでしょうか。
創価学会は教義の勉強はしない?
宗教の方に大きく関わる部分なんですけれども、教義に対する関心であるとか、力の入れ具合というのがかなり減少してきております。
宗教団体なんだけれども、教義というか…
いわゆる、難しい仏教の教義とか、日蓮宗、日蓮正宗の流れをくむ本来創価学会はそういうのだった、日蓮正宗と仲違いをして別の宗教団体になったっていう部分が理由として大変多いんですけれども、昔だったらその仏教思想そのものに憧れてきたような人が創価学会に入ってどういう風な仏教的な教義を勉強しているのかな?という風に来た場合は、もしかしたら残念に思う方がたくさんいるかもしれない。
宗教の教義のお勉強とかっていうのはしない?
難しい事ですね。
宗教的な関心を持って創価学会に入ってきた人は、思ったより会社みたいでしんどくなっちゃう。
そうですね、学問的な興味に基づいて多分宗教に入る方というのは一定数いつの時代にもいると思うんです。そういう方に対して多分がっつりした教義の提供を出来るのかと言われればかなり心許ない。
それよりかはもっと選挙だとか新聞の部数増やすだとか。
頭で考えるんじゃなくて信じる心と行動が大事だ。それをしないと幸せにならないよ、頭でっかちの人間は幸せになれないよ。そのメッセージがかなり強すぎるがゆえに教義の部分とか学問的な部分というのは少し弱くなってきているんじゃないかなっていう気はします。
4点目を教えて頂いてよろしいでしょうか。
政治観は公明党の言いなり?
これは前回も公明党の話で少し政治の事に触れましたが、当然私も公明党を推薦する側だったんですよ、昔はね。私はこれはこう思うんだけど公明党のものとはちょっと違う、じゃあどうしたらいいでしょうかという風に組織の先輩に相談したわけなんです。私その時外交の話をしたんです。具体的に言うと2003年末からのイラク派遣、これ実は当時創価学会の内部でかなり紛糾した問題なんです。平和というものを掲げていた党が何故そのアメリカの侵略戦争に加担するんだろうか。それに対して何故私たちは応援しなければならないのか、これは違うんじゃないか、平和じゃないじゃないかと。平和の党じゃなかったのか。私もそれで混乱した側の人間だったんです。それをぶつけてみたところ、誰もそんな外交の事なんか気にしないから大丈夫だよと言われたんです。
日本にとっても大きな問題だと思われる、外交の問題について公明党がどう思っていようが、あなたがどうしようが関係ないよ、誰も気にしてないよという風に言われたと。
そうですね。そのあたりから私は少し疑問に持ち始めたんですけども、政治に対する意見とか、この党はこういう事をしている、それに対してわたしたちはこういう意見を持ってこういう事をしているんだみたいなカチカチっとした政治的な意見であるとか、そういうものは基本的にあんまりないですね。
政治をやっているんだけど、選挙頑張ってるんだけど、どういう目的でやっているのかというと公明党から流れてくる意見に全面的に賛成ですよっていう人ばかり、反知性主義みたいな話と結構関わってきますよね。
そうですね。そして批判がちょっとダメ、やりにくいっていうのが関わってくるのでそういう人たちは組織とか現場に居づらくなったりして離れて言ったり、あるいは反旗を翻したりとかですね。
辻さん自身も昔は創価大学に行かれていて普通だったら出世コースだと思うんですけども、そういう所で疑問に思って籍はあるけれども…という事になってって事ですよね。
私たちの世代はそのあたりがつまづきの位置であった…
この前だったら安保法制とかもそうですよね。
そうですよね。あれも現役の創価大学生がかなりいろんな活動をして色々あったという風には聞いてます。
なんか公明党に市議会議員でも安保法制に反対して抜けたりというようなこともありましたよね。政治をやっているのにも関わらず、政治的知識もなければ関心もないというのが嫌なところだという事です。
それでは最後に教えて頂きますでしょうか。
結婚すると夫婦揃って創価学会員にならなければいけない?
結婚ですね。
結婚?
これは創価学会に限らず色んな宗教団体で問題にはなるとは思うんですね。これは創価学会だけじゃないとは思います。ただ、多分創価学会は他の仏教団体に比べて、夫婦共に創価学会員であるべし。規範が大変強いかなという風に思います。私は個人的にはそれは宗教が生きている証拠なのだとは思うんですけど、子供の教育とか、子供をどういう風に育てていくのか、分裂状態になるといいますか、子供にとっても望ましくはないかなあ…
例えば聖書だったら、聖書に書いてあるからお祈りしましょうというのがお父さんで、神様なんかいるわけないじゃないかというのがお母さんだったら、子供にとってはちょっと混乱してしまって良くない。創価学会はその規範が凄く強いと。
それはやっぱり宗教が生きている、幸せになるためには救済とか、其れが実際に叶えられると信じているその宗教の強さがまだ生きているからが故だとは思うんですけどね。
なるほど。ご自身もご結婚されてますけどその時はどうされたんですか?元々創価学会員の方とご結婚されたのか。
いや、全然関係ない一般人といいますか、大多数の日本人の一人なんですが、一応結婚を機にカタチだけ入って頂いて。
なるほど創価学会に入って頂いてと。
他は何もしてないんですけど。あと危機的な状況、つまり私が大病を患ったとか、両親とか近しい人が事故に遭った、どうしよう、という時に私が出来るのは、創価学会のやり方での祈りしかできない。その時に配偶者が、それ一緒に出来ないのは少し困るなという気持ちは正直少しありますね。
お葬式とか結婚式とか、宗教が非常に関わってくるところですもんね。
そうですね。まあこれは創価学会に限らずだとは思います。
特別こだわりなければそういう籍だけ置いてっていう形でも良いのかななんて言う風にも思いますけどね。
私の場合は特殊で、前回の動画でお話しして通り籍がないという状態なので。
海外に行って一回抜けて帰って来たと。帰ってきたんだけど籍を戻してないっていう状態だったよね、前回の動画に言ってます。
創価学会ライフハック。
創価学会員ではあるわけですか。
うん学会員です学会員です。でも日本に籍がない。
今回は創価学会の悪い所みたいな事で語って頂いたんですけれども、それだったら離れちゃえばいいじゃないかと思うんですけど、いるからには創価学会なりの良いところというのはあると思うんですけれども、一番良いところってどういうところになるんですかね。
創価学会の良いところ
わたし自身はこの恩恵を別に全く受けてないし活用してないんですけれども、まず多分ウザイっていうのと、逆に反面言うとしっかり人が見てくれる。孤独死はないと思います。
確かに今孤独死とかも問題になっていますけれども、あの人いなくなったけどどうしてるかなとか。
もう定期的に回っているので。
なるほどね。話がそれるんですけど、自分の妻のおじいちゃんがこの前倒れていたんですけれども、気づいたのが倒れた直後で、早かったので助かったというかですね。地元のアカペラサークルみたいなのに入ってて、なんで今日来ないんだろうみたいなことで、それで助かったという事がありまして、創価学会もそれに近い働きを…
そうですね。中間団体としてはかなり、活動がかなりアクティブ、アクティブすぎるかもしれない。人によってはアクティブすぎるかもしれないんですけど、そういうものは現代社会では割と貴重になってきているのかもしれないですね。そういう意味では私は創価学会は評価していますし。
今日は長々とありがとうございました。
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