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神道政治連盟とは何か。国会議員懇談会の会長を安倍首相が務め手塩に育ててきた政治連盟。政教分離が憲法で制定され、日本人が日本人である根拠や理由が忘れ去られようとする今、神道政治連盟は神社本庁の一手となるのか …
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神道政治連盟を知っていますか。
以前に神社で署名活動が一斉にされ注目を集めた事があるのでこの政治連盟を知っている人も多いでしょう。実は、安倍内閣のほとんどがメンバーである神道政治連盟、その実態を確認しておきましょう。
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神道とは
神道とは日本人の民族宗教です。
宗教とは言え、驚く事に教典はなく開祖もいません。簡単に言えば、自然そのものを神として捉える信仰です。あらゆる自然現象を神と崇める事から八百万の神と呼ばれています。身近な例で言えば、山の神様、田んぼの神様、トイレの神様、台所の神様など、米粒の中にも神様がいると古来から考えられてきました。
神道の現存する代表的な存在が天皇陛下でしょう。日本国および日本国民統合の象徴たる地位とされ、ようは神の家系が皇室だと言っても過言ではありません。神道の政治連盟、それが神道政治連盟なのです。
神道政治連盟とは
神道政治連盟は神社本庁が組織した政治団体です。
皇室と日本文化の尊重、新憲法の制定、靖国神社の国家儀礼確立、道徳や宗教教育の推進、天皇男系維持、女性宮家創設反対、東京裁判の否定、夫婦別姓反対、祝日の国旗掲揚などを始め、世界から尊敬される道義国家、世界に貢献できる国家の確立を目指し議員に働きかけていくことが、この政治連盟の主な活動です。
思想的に安倍政権と神道政治連盟は親和性が高い事がわかります。
もともと神社本庁は国家機関(内務省神社局)で、今よりも政治に対する影響力は強く明治には国家神道と呼ばれる一種の国教制度を行っていた時代もあります。現代では政教分離の下、国家は特定の宗教に加担してはいけません。そのため、日本人の民族宗教である神道の取り扱いが難しく、一部でその名残も忘れ去られようとされています。
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神道政治連盟国会議員懇親会
平成31年2月現在、294名の衆参国会議員が参神道政治連盟国会議員懇親会に参加しています。
2018年(平成30年)10月に発足した第4次安倍改造内閣では、国土交通大臣である石井啓一(公明党)を除き、他の全員が参加し、自民党を中心にメンバーを増やし国会議員が政治連盟に参加する政界の一大勢力と言っても過言ではありません。
一方で議員の実情は、票が欲しいと言う側面もありますが神社が主催する地元の祭りが政治連盟に参加する狙いのようです。
地方では、いまだ多くの人が集まるため、祭りは有権者の前で演説できる貴重な機会だと言われています。神道政治連盟国会議員懇親会の会長は安倍晋三が務め、まさに手塩をかけて育ててきた政治連盟とも言えます。
神道政治連盟の影響力
神道政治連盟の本部は神社本庁内にあり、役職員には神社本庁の評議員らが名を連ねていることから見ても、神社本庁や神社庁と神道政治連盟は一心同体の組織と言っても過言でもありません。
であれば、神道政治連盟は全国の神社庁を通じて全国約8万社の神社を包括し、宮司など神職約2万人、信者約8000万人を擁するネットワークを持っている事になります。
一方で、メンバーの重複が多い日本会議(政治連盟)では神社本庁統理の北白川道久氏(旧皇族)、伊勢神宮大宮司の鷹司尚武氏が顧問を務め、神道政治連盟より宗教色は強く、神道政治連盟より影響力が高まっていると言われています。
まとめ
神道政治連盟は神社本庁にとって1つの手段です。
その他にも日本会議を始め様々な政治団体に影響力を持っています。現在では政教分離という憲法の下、国家は神道だけを優遇してはいけません。しかし、日本という国家と神道は切っても切り離せない部分があります。
現代では忘れ去られようとしたり、本来は意味のある伝統さえ自分達の都合によって省略してしまうケースは国家だけでなく組織や個人でも起きていて、思ったよりも深刻だと言わざるを得ません。それを危惧した神社本庁は政治連盟をいくつも作り水面下で熾烈な争いを続けているのです。
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あとがき
現代では伝統より手軽さや便利さなど実用的なものが求められます。
簡単に言えば、古いものより新しいものが人気です。しかし、世界を見渡すと海外は逆の価値観が一定数あります。典型的なのは車や住宅でしょう、時と共に価値を積み重ねるものを簡単に手放したくはありません。
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