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キリスト教徒の人口(世界・日本・中国)やクリスチャンのなるには洗礼が必要だということ、未だにキリスト教への迫害が続いている国もあること。おまけとしてキリスト教徒の初詣も紹介しています …
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キリスト教に興味があるけど、キリスト教徒になるにはどうすれば良いのか。
結論から言えば、洗礼をすれば誰もが(乳児・幼児のぞく)キリスト教徒になれます。世界で最も流行り続けているトレンド、それがキリスト教です。一言では説明できないので、大切なポイントをまとめてみました。
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目次はこちら
キリスト教とは
キリスト教は世界最大の宗教です。
イスラームや仏教と並び世界3大宗教とも呼ばれています。日本で主流の宗派はプロテスタントとカトリックです。その違いは端折りますが、共通しているのは「聖書(旧約・新約)を信仰することで人は救われる」という考えのもと、隣人愛を大切にする1点だという宗教家・学者も少なくありません。
先進国(G8)の中でキリスト教徒が少数派を占めているのは日本だけだという逸話もあるくらい、実は宗教国家としての日本は珍しかったりします。
キリスト教徒とは
キリスト教徒はクリスチャン(Christian)とも呼ばれています。
キリスト教はいくつかの教派に分かれていて、ナザレのイエスを救世主キリスト(メシア)と信じ、旧約聖書に加えて、新約聖書に記されたイエスや使徒たちの言行を信じ従い、その教えを守る人達がキリスト教徒だと大きく括ることが出来ます。
極端な例を紹介すると、宗派によっては洗礼を受けなくても信じるだけでキリスト教徒になれるという極端な自由主義教派もいます。ここで紹介するのはあくまで一般的なキリスト教徒にフォーカスします。
キリスト教徒になるには
実はキリスト教徒になるには宗派や教会によって異なります。
カトリックや正教会などの伝統教派は、「父と子と聖霊の名において」洗礼を受けたものだけに与えられる称号だと言われています。
一方でプロテスタント(主に福音派)は、新生した者のみをキリスト教徒と認めます。聖霊によって新生させられ、自覚的回心を経験した、新生した者のみに、父、御子、聖霊の三位一体の御名によって洗礼を授け、洗礼による新生を退けるとされています。
自覚的信仰を尊重するため信仰告白の出来ない乳幼児の洗礼を認めていない教会もあります。キリスト教徒になる前の人(洗礼を受けていない)を求道者(catechumen)と呼んだりすることがあります。
洗礼とは?
洗礼(Baptism)とは、キリスト教徒になるため行われる儀式です。
方法は、浸水(水に浸かる)や灌水(頭に水を注ぐ)、滴礼(頭部に手で水滴をつける)ことによって、サクラメントとしています。神の見えない恩寵を具体的に見える形で最初に表すことが洗礼の特徴と言えます。
イエス・キリストが定めた儀式であるサクラメント及びそれが行われる教会を通じて人間は神の恩寵を受けることになり、受けた人々を含めた教会共同体とイエス・キリストとの一致に至ると考えられるようになったようです。
洗礼を受けることを、受洗、受浸、領洗と宗派や教会によっても異なる呼び方をするので注意が必要です。
世界のキリスト教徒の人口
世界のキリスト教徒の人口は増え続けています。
2018年の最新情報(米ゴードン・コンウェル神学校 世界キリスト教研究センター)によると全世界のキリスト教徒は25億人、人類の33%がクリスチャンだというデータもあります。
その内、カトリックが49%、プロテスタントが22%、正教会が12%という3宗派によって全体の80%以上のキリスト教徒を占めているという結果となりました。大陸別では、アフリカ(6.3億人)が南米(6.1億人)を上回り初めて1位となったニュースで知っている人もいるかもしれません。
日本のキリスト教徒の人口
日本のキリスト教徒の人口はいつの時代も1%というのが司教や牧師たちの通説となっています。
実際に、文化庁の宗教統計調査(2018)による最新データだと1,921,834人と発表されています。
一方で、東京基督教大学によるJMR調査レポート(2017)によると、日本は2010年よりキリスト教徒自体が減少傾向にあるものの、プロテスタント(60万人)、カトリック(44万人)と日本ではプロテスタント派がキリスト教の最大宗派となっています。
また、プロテスタントの教会数はカトリックのおよそ10倍もの数があり、より身近な宗教として地域に根付いていると言えます。プロテスタントは様々な宗派があり、最も多い教会員(信者)を抱えている教団はエキュメニカル系(36%)、次いでウェスレアン・ホーリネス系(10%)、バブテスト・メノナイト系(9%)というデータがあります。
どちらが正しいかという言及をする訳ではありませんが、統計誤差があったとしても、キリスト教徒1%という現場の体感値はあながち外れではないのではと感じています。
中国のキリスト教徒の人口
世界最大の人口を誇る中国では、将来的に世界最大のキリスト教徒を抱えるキリスト大国のポテンシャルがあると注目が集まっています。
ピュー研究所の調査報告によると、2010年の時点で約6700万人(人口の5%)のキリスト教徒だと発表されています。中国で著名な宗教学者ヤン教授(Prof Yang)が2014年に発表した予測が話題となったので紹介してきます。
アメリカのキリスト教人口が減少する傾向にある一方で、中国のキリスト教人口は、2025年までに1億6000万人、2030年までには2億4700万人に拡大し、アメリカを抜いて世界最多のキリスト教徒を抱える国になる。
とイギリス紙・テレグラフの記事でインタビューに答えています。
キリスト教徒の初詣
キリスト教徒は初詣どうしてるの?
と言う興味を持っている人が多いようです。余計なお世話かもしれませんが、簡単に紹介しておきます。キリスト教徒でも宗派によっては偶像崇拝だということで初詣に行かないケースが多いようです。しかし、付き合いで神社やお寺の敷居を跨ぐのは何の問題もありませんから、初詣に訪れるキリスト教徒も少なくありません。
よく使われるの聖書ナアマンの言動(列王記第二 5:15~19)から要約すると「異教の神の神殿に入ること」「そこで膝をかがめる=礼拝のポーズをとる」ことは、「赦されて」います。このことから、「行為」ではなく、「心」に重点が置かれているという内容が読み取れます。
キリスト教の迫害
キリスト教には迫害がつきものです。
これはキリスト教に関わらず宗教全般と言っても良いでしょう。実際に、中国では未だにキリスト教徒への迫害が続き、中国本土では宣教師たちに自由はありません。
中国政府の締め付けをよそに、中国では人口の4分の1から半数近くが何らかの宗教を信じているようですが、中国政府は近年、キリスト教徒に対する弾圧を強化していています。中国東部では教会から1700本余りの十字架が強制撤去される出来事があり、この弾圧を指示した官僚を中国政府は2018年、昇進させ迫害はますます強化されると世界中で反響が起きています。
迫害に関するニュースとして、日本でも2018年にキリスト教徒迫害の地として歴史に残っている長崎と天草の関連施設が世界遺産としても登録されたのも記憶に新しいのではないでしょうか。
まとめ
キリスト教徒は日本は別として、世界中で増えています。
日本でキリスト教が流行らない、根付きづらい理由は別の記事でも紹介しましたが、今後のキリスト教徒の動向には注目したい所です。
次のキリスト教特集はこちらからどうぞ。↓
あとがき
意外にも日本のキリスト教徒は減っているんです。
まさに世界と逆行している日本、吉と出るか凶と出るか。
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