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現代宗教事件5選
今日はですね、現代宗教事件5選という事でございまして、1980年代頃から最近までの日本で起きた宗教事件について簡単に解説していきたいと思います。
イエスの方舟事件「千石イエスよ、わが娘を返せ」っていう
まずですね、イエスの方舟事件。
1979年から1980年にかけて発覚した事件というか、ほとんど立件まではいかなかったんですけれども、「千石イエスよ、わが娘を返せ」っていうタイトルで、キャッチ—なタイトルで週刊誌に載ったことから始まった、発覚した事件です。
若い女性とか若い男性を中心に家庭に居場所がないと感じている人たちが募って集団生活を送る小さな教団がありまして、男性信者は工事の仕事なんかしながら、女性信者はシオンの娘たちっていう有名なスナックがあるんですけれども、人生相談みたいな事をしながらお金を稼ぎながら暮らしていたという集団で、娘が消えたとか、カルトだとか言うことでかなり問題になっていたんです。
実態としてはそういうカルトというよりは単にその家庭内の問題がある人が集まって集団生活はしてたんですけれども、そこまで事件が起こったり洗脳したりということはありませんで、事件として立件されることはなかったと。
事件という事に至らなかったんですけれども、日本の小さい宗教団体が結構いくつもあって、そのうちの1つとしてキャッチ—に取り上げられたというものだったという事です。
ライフスペース事件(成田ミイラ化事件)
ライフスペース事件というのがありまして、ライフスペースという元々自己啓発セミナーから始まった宗教なんです。
インドのサイババっていう有名な宗教家がいるんですが、サイババの弟子だという風に自称した高橋弘二という人が主宰者の団体なんですが、色んなよくわからない教義があって、手で叩くと人が治るみたいな、いうこともあるんですけども、それで治療のようなことをしていたらしいんです。
1999年に成田ミイラ化事件というのがありまして、もう死んでる男性を治療しようとしてたみたいな、誰かを殺したとかではないんだけれども、病院に連れて行けば助かるはずだった患者さんを連れて行かないで自分が治癒をするという事で結局死なせてしまったという事件がありまして、これが不作為の殺人犯、病院に連れて行けば助かったのにそれをしなかったという事で、殺人事件として取り上げられたという例があります。
人が死んでるので結構重い事件なんですけれども、高橋さんが記者会見でかなり奇抜な事を沢山言ったために一部では笑いものになっているという事件でですね、高橋さんは何を言ってたかというと、この人は死んでないと、ミイラになっても生きてるのは常識だとか、私はグルなので何も食べなくても死なないと言いながらご飯食べてたりとか、そういうちょっとよくわからない教団というか教祖でそれが話題になって、一時期ワイドショーを独占していました。
結局その事件が殺人事件として立件されて、まあしかし殺人事件としては罪が軽いというか、懲役7年くらいですんで、今は出てきて何してるのかわかりませんけれども、自分がサイババの弟子だと促してたんだけども、サイババの方は知らない、高橋なんて知らないっていうね、会ったこともないという事を言っていて、これはどういう事ですかというような事を聞かれたりね、結構訳の分からない騒ぎになった教団の事件でございました。
福島悪魔祓い殺人事件
福島悪魔祓い殺人事件というのがあって、福島の小さな村で祈祷師を名乗る女性がいて、それで信者が何人もいたわけですけれども、この信者には悪魔が憑いてると言った形で集団で暴行をしたり加えたりして、何人もの信者の方が亡くなられたという事件が1995年に起きております。
オウム真理教の裏ですね、オウム真理教事件が世間を騒がせている裏で、こういった小さな宗教団体が殺人事件を起こしていたと。狐に憑かれているとか言うことで信者を殴り殺したりしてた訳です。
教祖の女性、祈祷師の女性が個人的な恨みを持った信者に対して、こいつは狐が憑いてると言って他の信者に暴行をさせるみたいなことが実態として行われていたようで、宗教というより個人的な怨恨みたいなことを宗教の名を借りてやっていた事件なのかなという風に思われまして、主犯の女性は2012年に死刑に処せられたという事でございます。
結局この事件では、6人の方が亡くなられたという事で、オウム真理教事件の裏に隠れてあまり報道されてないんですけれども、凶悪な事件という事で皆さんに周知されたい事件でございます。
北九州洗脳監禁事件
私はこの宗教事件として分類するか迷ったんですけれども、かなり宗教的な事件だという事で、2002年に起きた北九州監禁事件というのがあるんですけれども、北九州洗脳監禁事件とも呼ばれています。
闇金ウシジマくんとかでも題材になった事件なんですが、主犯の男が洗脳、マインドコントロールの手法に非常に長けていて、家族に入り込んでその財産の家族を奪うことを目的に家族同士を争わせると、家族が殺し合うということで、最近まで報道規制がされていた凶悪な事件です。
かなり現実感が薄くてどう報道していいかわからないといった、つまり何故この人の事に従ってしまうのかであるとか、何故その家族同士が殺しあってしまうのか、何故逃げないのかと言った事ですが、かなりわかりにくくて結局発覚もかなり遅れて報道規制もされていました。
最近になってようやくその家族の息子さんがテレビに出たりザ・ノンフィクションっていう番組に出てその事件の事について語ったりという事で、段々事件の全貌というのもわかってきたという所でございます。
主犯の松永太死刑囚は元々かなり弁が立つタイプだったようで、中学の時から弁論大会とかで優勝したりという事で、要旨も端麗で一見魅力的な人物なんですけれども、その魅力をかなり凶悪な方向に使っていたということで、現在死刑囚として2018年11月現在死刑囚として拘留されているという事でございます。
オウム真理教事件
最後ですね、これは外せないでしょう。オウム真理教事件ですね。オウム真理教事件は選挙で負けたから武装化を図ったという風に言われているんですけれど、それは全く違います。
元々選挙で負ける前から、坂本弁護士一家殺害事件であるとか、そう言ったことを裏でやっていまして、結局麻原彰晃の妄想をというか自分が武装的に日本の警察であるとか様々な組織にかって、王になるのであるみたいな無根拠な妄想を基に信者が暴走したのもあって、麻原彰晃の命令もあって様々な事件というのを起こしたと。
一番代表的なものは地下鉄サリン事件、松本サリン事件になるんですけども、かなりの人数が地下鉄サリン事件以前にも亡くなっているという事で、私はあれをどう思うかというと、宗教というのは暴走すると恐ろしいというかね、あれは宗教じゃない、宗教は本来平和なものだみたいな言説もあるんですけれども、はっきり言って宗教っていうのは元来危険なものであるという事ですよね。
自分たちの正義性というのを心の底から信じ込んでしまうと、どんな酷い事でも自分の正義のためという事でやってしまう事ができるので、それというのは常に気を付けていかなきゃいけないと、現代の日本で起きた事件という事ですから今後もオウム真理教のような二の舞を踏まないように我々はやっていくべきなんじゃないかなという風に思います。
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