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宗教とは何か。簡単にわかりやすく解説しています。特定の宗教の説明はせず、根本的なテーマを掘り下げました。後はレポートでも読むなり、いくらでも補足できますから …
特集はこちらの目次よりどうぞ。↓
第1回 宗教法人の始め方 (付録;宗教団体一覧【2019最新版】)
第6回 危ない宗教団体ランキング
第8回 宗教の種類がわかる4つの基準【日本一わかりやすい宗教の教科書】
第9回 宗教と芸能人の意外な繋がり
第10回 日本の怖い宗教【5つのカルト宗教団体】
第11回 宗教を日本人が嫌いになるたった1つの理由
第12回 宗教のやばい話3選【日本三大カルト】
第13回 宗教が2chで叩かれる3つの理由
第14回 宗教は漫画から学ぶ時代?【宗教漫画9選】
第15回 宗教戦争が日本で起きない2つの鍵
第16回 宗教団体アレフで続く公安の監視
日本では18万を超える宗教団体が存在します。
無宗教国家だと言われる日本でさえ、これ程の数が存在し、世界には数え切れません。そもそも数ある宗教で何が違うのか、正解や間違いがあるのか、それとも目的が違うのか、宗教とは何かを深掘りしてゆきましょう。
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目次はこちら
宗教とは
宗教とは人や自然の力を超越した存在、言わば神を中心とする概念の事です。
宗教の英語(Religion)にもあるように、神と人を再び結びつけると言う考え方で本来は神秘的で美しいものです。古来より、言葉で説明できない事など人智を超えた「何か」を理解しようとする時に宗教は便利です。
それは、答えが出ない、もしくは間違っているとしても誰も確かめようがありません。これは世界中の人が共通する話で、そうする方が気持ち(体裁)が良いからでしょう。皆さんも体験あるでしょう、
分からない事をそのままにしておく気持ち悪さと分かった時の爽快感を知っているはずです。そんなモノを人は放っておきません。
宗教の共通点とは
二宮尊徳の二宮翁夜話が的を得ているのではないでしょうか。
世の中に本当の真理とはただ1つで、その真理に近づく入り口はいくつもあります。仏教、神道、あるいは仏教でも天台宗、浄土宗、浄土真宗、禅宗などいろいろありますが、これらは何れも1つの真理へ到達するための道に付いている沢山の入口の名前に過ぎません。
例えば、富士山に登るのに、吉田から、須走りから、須山から、それぞれ登れますが、最終的なゴール(頂上)とは同じ場所なのです。これを、違う目的に到達できる別々の道がある、と考えるのは誤りなのです。入り口が幾つかあっても、最終的に到達する場所は同じ1つなのです。
ところが世の中では、これらを別々な道であると言い真理が幾つもあるかのように解釈されがちですが、それぞれの宗派に分かれて守り伝えていっているに過ぎません。宗教の共通点とは、真理への入り口だと言う事です。
宗教の目的とは
宗教は目的ではありません。
新興宗教にありがちなのは宗教が目的になってしましまう事でしょう。あくまで宗教は生活の一部で、出家や修行中といった特別な身分で無い限り、生活の全てが宗教となっては、盲目的な信仰となってしまい、時として排他的な教義として誤解した信仰が生まれ、本来の目的から遠ざかってしまいます。
では、宗教の目的とは何なのでしょう。それは、幸せになる事です。
この「幸せ」と言う価値観は未だに科学で全てを解明出来ている訳ではありません。また、幸せの多くは主観的な要素が多いにも関わらず、自分1人では手に入れる事が出来ません。宗教や科学、その他の業界でもこのテーマに明確な答えを出せず検証を続けています。
宗教の意味とは
それでも宗教は意味のない事ではありません。
歴史を見ると、多くの文化は宗教に根ざしています。ようは、多くのルーツが信仰から生まれて来ました。これは世界中で共通していて、日本でも同じ事が言えます。文化を言い換えれば価値観でしょう。
例えば、日本で使われる「いただきます」や「ごちそうさま」、「もったいない」と言う言葉も元は仏教から始まり、日本中で文化として定着しています。今では意識して行っているつもりは無くても、いつの間にか宗教儀式に準じる事を行っている場合も散見できます。
例えば、初詣、七草、節分、バレンタインデー、桃の節句、端午の節句、七夕、お盆、中秋節の月見、クリスマス、といった具合。最近ではハロウィーンや感謝祭も加わってきつつあります。
年中行事以外でも、受験の時には文殊さんや天神さんに願掛けをし、新車を買えば交通安全の祈祷をし、会社には神棚があり、家には仏壇があり、教会でキリスト教式の結婚式をし、家を建てるときには神職が地鎮祭を行い、人が亡くなれば仏式で葬式をあげ、死後は儒教よろしく先祖を奉ったります。
長い時間をかけ、日本の文化を下支えして来ました。育ててきたと言っても過言ではないかもしれません。これは国だけでなく個人にも通じる話で、宗教の意味とは短期的には希望、長期的には生きがいと言い換える事が出来るのかもしれません。
まとめ
宗教とは何か。
共通点から目的を紐解き、意味を見出してみました。宗教とは、意識をしなくても側に本来あるもの。わざわざ意識をする必要ない、そういう考える人が多いので日本は過半数が無宗教だと自称する理由なのかもしれません。
次は特集のラスト、総集編はこちらからどうぞ。↓
あとがき
3つの切り口を使った宗教とは何か。
幸せには特徴があって主観が多いと言う事、そして必ず自分以外の存在が必要になってきます。それは仮に、人でなくても神、自然、動物など十人十色あって良いと思います。あなたにとって宗教とは何か。是非、コメントを通じて教えて欲しいなと思います。
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