Warning: Trying to access array offset on value of type bool in /home/slept/religio.jp/public_html/wp/wp-content/themes/mag_tcd036/functions/short_code.php on line 35
Warning: Trying to access array offset on value of type bool in /home/slept/religio.jp/public_html/wp/wp-content/themes/mag_tcd036/functions/short_code.php on line 35
Warning: Trying to access array offset on value of type bool in /home/slept/religio.jp/public_html/wp/wp-content/themes/mag_tcd036/functions/short_code.php on line 35
宗教を漫画で見た事ありますか。これが笑えるだけでなく、タメになるんです。勧誘漫画から始まり、二世の暴露やエッセイなど様々なジャンルの漫画も増えてきました …
特集はこちらの目次よりどうぞ。↓
第1回 宗教法人の始め方 (付録;宗教団体一覧【2019最新版】)
第6回 危ない宗教団体ランキング
第8回 宗教の種類がわかる4つの基準【日本一わかりやすい宗教の教科書】
第9回 宗教と芸能人の意外な繋がり
第10回 日本の怖い宗教【5つのカルト宗教団体】
第11回 宗教を日本人が嫌いになるたった1つの理由
第12回 宗教のやばい話3選【日本三大カルト】
第13回 宗教が2chで叩かれる3つの理由
第14回 宗教は漫画から学ぶ時代?【宗教漫画9選】
第15回 宗教戦争が日本で起きない2つの鍵
第16回 宗教団体アレフで続く公安の監視
宗教漫画は楽しい、漫画はやっぱり楽しくなくちゃ。
と言う事で、宗教に関する漫画を集めてみましたスペシャル。ネットで探しても、面白くない漫画も多いので、本当に楽しめる漫画だけを厳選しました。
のべ 13359 人がこの記事を参考にしています!
目次はこちら
宗教とは
宗教とは人や自然の力を超越した存在、言わば神を中心とする概念の事です。英語(Religion)にもあるように、神と人を再び結びつけると言う考え方で、本来は神秘的で美しいものです。
また、信者以外には馴染みのない話も少なくありません。ようは宗教を簡単に言うと人類が未だ科学で証明できていないものを世間一般に説明しようとする訳ですから話が難しいと言う意見も多いようです。
勧誘漫画
そんなわかりづらい宗教を簡単に。
と言うコンセプトから始まったのが宗教の漫画化です。これは宗教だけでなく哲学や心理学など様々なジャンルが同じような背景を元に漫画となってきました。その最も古い歴史を持つのが勧誘漫画です。
これは宗教の勧誘に限らず営業の世界でも、自社の魅力を漫画にして誰もがわかりやすいように簡単に理解できるようにと始まりました。特に、新興宗教では勧誘漫画を作っている事が多く、創価学会の有名な勧誘漫画「Chance!」など創価学会員の体験や教えなどがWebコミックとして誰でも閲覧できるようになっています。
これだけは読んで欲しい宗教漫画9選
宗教漫画9選をお届けします。
二世漫画からカルト系漫画、難しい話が簡単にわかる漫画、真実から着想を得たほぼノンフィクションな創作漫画、これは絶対読んで欲しい殿堂入り漫画など様々なジャンルの宗教漫画を厳選しました。
二世漫画
よく宗教勧誘に来る人の家に生まれた子の話(講談社)
[itemlink post_id=”771″]
エホバの証人の二世信者(いしいさや)が2017年末に出版され未だに注目を集めています。
エホバの証人(ものみの塔聖書冊子協会)と言えば、アメリカ発キリスト教系の新興宗教で、輸血禁止や体罰(お仕置き)の推薦など社会的に目立ってしまう教義のため異端とも呼ばれています。自宅への訪問勧誘などで知っている人も少なくないでしょう。
人には言えない新興宗教二世の葛藤を描いた漫画で、その内容に共感を覚える二世信者は多いようです。実際に親の信仰に縛られる二世信者の生きづらさは、特に学生時代にはきついものです。
いじめを始め、進学先やキャリアも、自ら選び取ったわけではない宗教の制約を大きく受けてしまう事も少なくないようです。
ママの推しは教祖様(KADOKAWA)
[itemlink post_id=”772″]
家族が新興宗教にハマってハチャメチャになった話です。
知らない内にママが洗脳され、教祖様のDVDに涙を流し、謎の合宿に連れて行かれ、宗教にハマるママと一家を描いたギャグエッセイです。
この漫画の一番の魅力は、作者さんの達観と言えるまでに俯瞰したものの見方にあると思います。漫画を最後まで読むとわかるのですが、ギャグとして描かれている高校時代の作者さんの日常、ママの姿は決して笑い話ですむものではありません。
最近、「身内がカルト宗教にハマってて迷惑かけられてます」という趣旨のマンガをよく見かけますが、読むとだいたい「宗教のおかしさ、怪しさ、子供の辛さ」がメインテーマです。
ウチの母が宗教にハマりまして。(ベストセラーズ)
[itemlink post_id=”773″]
笑って泣ける、そしてタメになる痛快コミックエッセイ。
多くの人が「あるある」と共感してしまうようなネタから始まり、この漫画の特徴は伝統宗教や新興宗教でもない、民族宗教として日本古来からある信仰を脚色無しで描いている漫画ではないでしょうか。
宗教団体から勧誘されがちな大学の新入生とか、彼氏から「新興宗教に入っているんだ」と告白されたような人はこの漫画を読んでみるといいと思う。
必ずしも、「怪しい」と思われている教団がカルトとは言えないこと、や宗教とボランティアの関係なども書かれている。新興宗教を必ずしも悪いとは見ておらず、中立的な漫画。
カルト系漫画
カルト宗教信じてました。(彩図社)
[itemlink post_id=”774″]
これもエホバの証人の元信者による実体験漫画。
10歳の時に母親に連れられてカルト宗教に入信、その後は進学や夢、友人関係など、多くのものを宗教による制限のために諦めるも、息子の病(献血)をきっかけにカルト宗教への違和感を強め35歳の時に脱退、それまでのエピソードを綴っています。
物心をついた時からとは言えませんが、自分の意思で信仰を始めた訳ではないので二世漫画としても人気です。
なぜそういうことが行われるのか、この漫画を読んで多くのエホバの証人二世に知られますように。迷っているなら、勇気を出して。あなたが感じていることはおかしな事じゃない。仲間がいることを知って欲しい。
私がこの漫画を読みたいと思ったのは、どうやって宗教に入ったのか、宗教を信じる過程、宗教の良い面や悪い面、何故辞めれたのか 、この4点です。漫画として私の知りたい4点がしっかり描かれていたので、非常に満足です。
カルト村で生まれました。(文藝春秋)
[itemlink post_id=”775″]
この漫画は実録コミックエッセイです。
「所有のない社会」を目指すカルト村で生まれ、19歳のときに自分の意志で村を出た著者(高田かや)が、両親と離され、労働、空腹、体罰が当たり前の暮らしを送っていた少女時代を回想し描かれています。
こんなアーミッシュの様なコミューンが現代の日本にあるのかと衝撃を受けて、どのようなものかと思いこの漫画を購入してみました。かわいい絵で描かれた漫画ですが内容はとても濃厚でとても読みごたえがあります。
多くの原始コミューン活動が、あるいは共産主義が辿る悲惨な末路を、漫画に出る村も辿る。自分の親や幼少期や友人を否定しかねないのに、著者がしっかりと過去を振り返った勇気を賞賛したい。
カルトの思い出(KADOKAWA / エンターブレイン)
[itemlink post_id=”776″]
大人になってザインと言うカルトに入信した異色コミックエッセイ。
心の弱さや寂しさ、何かにすがりたいという気持ちを、カルトに利用されたと後悔と自責によって描かれた漫画です。ザインは様々な団体名を変え、今でも活動している新興宗教団体です。
この団体は銀河皇朝軍→古代帝国富士皇朝→ザイクス機関等、次々と名前を変えて存続しています。 最近でも第四帝国→大汗帝国→八幡幕府→天業古代王朝 と目まぐるしく名前を変えており、株式会社シリウスというフロント企業がパワーストーンの販売やセミナー(指で図形をなぞるオカルト秘儀)を開催しています。
怪しい宗教団体の話を聞くたびに「あんなに変な内容になぜそんなにハマるんだろう」と感じた疑問が解ける。絵がうまいわけではないが、ぐいぐい読ませる漫画。
難しい話が簡単にわかる漫画
歎異抄(講談社)
[itemlink post_id=”777″]
これは、まんが学術文庫と言って難しい話を簡単に漫画で説明すると言うシリーズの1つです。
歎異抄は親鸞の教えが書かれた仏教書で、親鸞の有名な言葉「善人なおもて往生をとぐ、いわんや悪人をや」の深い意味が小学生でもわかるような簡単な表現で漫画化されています。
「歎異抄」は多分一生読み続ける本だと思っています。原文はもちろん、超訳と言われるもの、いろいろな方の訳を読みました。漫画は特にに工夫がされていて、面白いのです。
浄土真宗の基本的な思いが描かれているのだろうか?私は浄土真宗ではないから、そこはわからないのだが、かなり腑に落ちる話しとして漫画で描かれている。
真実から着想を得た創作漫画(ほぼノンフィクション)
MATSUMOTO(G-NOVELS/誠文堂新光社)
[itemlink post_id=”779″]
2017年に邦訳版が発刊されたフランス人作家(LF ボレ)による創作漫画です。
元ネタはオウム真理教で、麻原彰晃を描いた漫画です。事実をクリエイトしたほぼノンフィクションだと言われ、村上春樹のアンダーグラウンドと同じように、死刑執行後に再び売れ続けています。
フィクションではあるが、オウム真理教が起こした松本サリン事件、地下鉄サリン事件を題材とした漫画。日本の漫画と比較するとページ数が少なく割高にも感じられたが、この漫画はフルカラーであり迫力も十分。
この漫画ではごく普通に暮らす人々の暮らしを描いたパートとオウム教団の洗脳の様子などを描いたパートが対比されることで、平穏な日常に忍び寄るカルト教団の狂気というものが上手く描かれている漫画だと思います。
殿堂入り漫画
聖☆おにいさん(講談社)
[itemlink post_id=”778″]
知る人ぞ知ると言うか、有名ですね。
敢えて取り上げる必要ないかもしれないので殿堂入りです。「目覚めた人」ブッダ、「神の子」イエス。誰もが知る世界宗教(仏教とキリスト教)の開祖が最強コンビとなって、天界から人間界へバカンスにやってきたと言う内容。
しかも、東京都のやや郊外、立川市にある安アパートの2人暮らし。伝記漫画でも勧誘漫画でもない、布教の事は横に置いた純粋にストーリーを楽しみながら学べる漫画でダントツでしょう。
キリスト教・仏教をそんなに知らなくても十分楽しめますが、多少知識があるとさらにおかしさが増します。これは電車の中より、家で一人でいるときに読むものです。でないと、吹き出したときに恥をかきます。
宗教が苦手な人、キリスト教や仏教をよく知らない人にもお勧めできる作品です。知らない事柄も多くあり「へ~そうなんだ」と感心する場面も多くあります。
宗教別漫画
エホバの証人
まとめ
漫画だったらわかりやすく、簡単に全体像が掴めます。
最初から参考書や教義、聖典や経典などを読もうとしても挫折してしまう人がほとんどでしょう。漫画を読んだ人には、軽い気持ちで読んでみたらハマってしまったと言う声も少なくありません。漫画を読んだ後に気が向いたら深掘りすると言うスタンスでも遅くはありません。
次の特集記事はこちらからどうぞ。↓
あとがき
漫画は人生のバイブルでしょう。
宗教に関係する漫画でなくとも、感動したり人生の役に立つような考え方を学べる事は少なくありません。漫画に限らず書物というものは、読み手の切り口や視点次第で大きく捉え方が変わるので私は漫画が大好きです。
この記事へのコメントはありません。