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宗教の種類を考えるには考え方(切り口)が必要です。日本だけでも数え切れない種類が存在し、その違いは何なのか?4つの基準を紹介します。日本で登録されている宗教法人の一覧も掲載しました …
特集はこちらの目次よりどうぞ。↓
第1回 宗教法人の始め方 (付録;宗教団体一覧【2019最新版】)
第6回 危ない宗教団体ランキング
第8回 宗教の種類がわかる4つの基準【日本一わかりやすい宗教の教科書】
第9回 宗教と芸能人の意外な繋がり
第10回 日本の怖い宗教【5つのカルト宗教団体】
第11回 宗教を日本人が嫌いになるたった1つの理由
第12回 宗教のやばい話3選【日本三大カルト】
第13回 宗教が2chで叩かれる3つの理由
第14回 宗教は漫画から学ぶ時代?【宗教漫画9選】
第15回 宗教戦争が日本で起きない2つの鍵
第16回 宗教団体アレフで続く公安の監視
宗教とは何か。という問いに対して、宗教者、哲学者、宗教学者などによって多くの説が提唱されていますが、俗に「宗教の定義は宗教学者の数ほどもある」とも呼ばれています。
代表的な種類だけを取り上げただけでも相当の数になると言われています。今日は、そんな宗教の種類の分かれ方を紹介します。
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目次はこちら
宗教とは
宗教とは人や自然の力を超越した存在、言わば神を中心とする概念の事です。
宗教の英語(Religion)にもあるように、神と人を再び結びつけると言う考え方で本来は神秘的で美しいものです。ひとつの思想なり教義が、1人1人の持つ信仰とは異なりある集団(民族・部族など)に共通して信仰される共通認識となったものが宗教の始まります。
宗教の種類がわかる4つの基準
宗教には種類があります。種類が分けられる基準は4つです。
世界宗教と民族宗教、一神教と多神教、伝統宗教と新興宗教、宗教法人と宗教団体これら4つの違いが宗教の種類を分ける基準となっています。
世界宗教と民族宗教の種類の違い
世界宗教のキリスト教やイスラム教の始りと言っても過言ではないユダヤ教は何故、民族宗教という種類なのか。
ヒンズー教は、実際には仏教よりも信者数は多く世界第3位(9億人)です。にも関わらず、世界宗教の種類に選ばれていないのは何故なのか。それは特定の民族だけが信仰するのではなく、国境の枠さえも超えて多様な民族に信仰されているかどうかの違いです。
そういう意味合いで言えば、日本でおなじみとされる神道は民族宗教の種類です。例えば、アメリカ先住民のシャーマニズムも民族宗教の種類と言えるでしょう。
一神教と多神教の種類の違い
世界の歴史は一神教の歴史と言っても過言ではありません。
世界で信仰される宗教の多くは一神教です。事実、世界中で最も多い信者を抱えるキリスト教やイスラム教は一神教です。次いで、ヒンズー教や仏教は多神教という部分も持ち合わせています。
一神教と多神教という種類の違いは何なのか。その名の通り、一神教はただひとつの神的存在者(唯一神)のみを認めてこれを信仰する宗教です。一方で、日本で馴染みのある多神教は神道などのように八百万の神といった多くの神々が崇拝される宗教です。
世界では一神教が世論のため、多神教は一神教への発展中途にある信仰だという主張(偏見や差別)が公然とされていた時代もあったようです。
伝統宗教と新興宗教の種類の違い
日本では新興宗教と聞くと急にイメージが悪くなる人も少なくありません。
一方で、新興宗教は伝統宗教より、わかりやすい教義が多く根強い信者がいるのも特徴で、一般的に日本人の1割が新興宗教を信仰していると言われています。伝統と新興その違いは、宗教の成立が古いか新しいかによって種類が分かれてます。
その線引きは国によって若干の違いがあるものの、19世紀以降に基礎を成立した宗教のことを総じて新興宗教と呼ぶように成りました。ちなみに、日本では明治維新以降というのが一般的です。
宗教法人化の有無
宗教法人は、宗教法人法に定められた宗教団体という基準をクリアしていないといけません。
その要件は4つあります。すでに存在し、現に活動していることは勿論、教義を広め、儀式行事を行い、信者を教化育成し、礼拝のための施設を持っているかどうかです。
宗教法人を取得するには8ステップあり、審査もあります。それは宗教法人は公益法人として公益性のある管理と運営をしなければならない法律(宗教法人法)があり、規制をクリアできるか役所で判断されます。般的に宗教団体と呼ばれている集団は数え切れず、その中でも宗教法人は一定以上の規模や社会への貢献が認められた種類だということです。
宗教法人を取っていれば信用できるという鵜呑みはいけませんが、種類を分ける1つの判断基準だと言うことを知っておいて損はありません。
宗教法人に関してはこちらの記事で詳しく解説しています。↓
日本の宗教の種類
日本には様々な種類の宗教があります。
文化庁の宗教年鑑(平成30年)によると、その種類は18万とも呼ばれています。その一部を抜粋していますので、種類を索引したい場合にはこちらの記事が役に立ちます。↓
仏教の宗教の種類
仏教はまず3種類(宗派)に分けることができます。
部派仏教(現存するのは上座部のみ)、大乗仏教、密教です。全世界で人口の8%(6億人)は仏教徒だと言われ、その半数を占めているのが大乗仏教です。世界仏教と成り得たのも大乗仏教のお陰と言っても過言ではありません。
日本は仏教に馴染みの深い国で、文化庁の統計によると仏教徒は3人に1人(4800万人)とも言われ、その中でも最も多い信者を抱えるのは浄土真宗の大乗仏教です。一般的に仏教の種類は13宗や28宗派と呼ばれています。
仏教の種類に関してはこちらで詳しく解説しています。↓
キリスト教の種類
キリスト教の種類は大きく3種類(宗派)に分かれます。
カトリック、プロテスタント、正教会です。この3種類で全キリスト教信者(22億人)の80%を抱えています。世界で最も多い種類はカトリックです。一方で、日本ではプロテスタントがキリスト教の主流となっています。
諸派と呼ばれるそれ以外の種類は無数にあるため、大きくこの3種類の系統についてはこちらで詳しく解説しています。↓
宗教新聞の種類
宗教新聞の種類は現時点で創刊されている総数は12種類です。
新聞というより、宗教団体紙と呼ばれ、様々な種類の宗教団体が発行しています。11団体と新聞名を下記にまとめています。
- 佼成新聞(立正佼成会)
- 天理時報(天理教)
- 金光新聞(金光教)
- 神社新報(神社本庁)
- 本願寺新報(浄土真宗本願寺派・本願寺新報社)
- 同朋新聞(真宗大谷派)
- 聖教新聞、創価新報(創価学会)
- 顕正新聞(冨士大石寺顕正会)
- 中和新聞(世界基督教統一神霊協会)
- 芸生新聞(パーフェクト・リバティー教団)
- キリスト新聞(プロテスタント諸派)
葬式は宗教の種類によって何が違う?
葬式は宗教の種類によっても違います。
日本の葬式は多くが仏教様式です。しかし、仏式でも種類によってはお経が違ったりします。また、キリスト教を始め他の宗教では葬式の方法も違う場合もあります。キリスト教の葬式については過去にまとめた記事があるので、心当たりのある読者さんはこちらからどうぞ。↓
まとめ
宗教の種類は数え切れません。
しかし、種類を考える上での考え方や切り口を知れば自分で知りたい、探したい種類を見つけ出すこともできます。まさに、宗教の種類を知るためのツールとして基本的な基準を紹介しました。
次の特集はこちらからどうぞ。↓
あとがき
種類だけに通じる話ではありません。
これは入信する際にも使える基準で、特に伝統か新興か、そして宗教法人の有無、この2つは最低限、押さえておきたいポイントでしょう。
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