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オウム真理教の事件まとめです。村井事件や一連の事件の真相、オウム真理教の狙いは何だったのか解説しています …
特集の目次はこちらからどうぞ。↓
第2回 オウム真理教の死刑執行前と死刑執行後【麻原の神格化で勢いを増すカルト教団】
第8回 オウム真理教の修行内容は当時最先端の科学技術によって作られた
第9回 オウム真理教の幹部22人徹底調査【学歴・組織図・現在】
第10回 オウム真理教の娘たちの真相【4女と3女の両極端な心境】
第11回 オウム真理教のダーキニー写真まとめ
第12回 オウム真理教はアレフが継いだと言っても過言ではない?
総集編 オウム真理教で知っておくべき12の常識【特集まとめ】
武力と超能力を使って国家を転覆することも計画している。その時は、フリーメイソンと戦うことになるだろう。
これは、オウム真理教の教祖である麻原彰晃が残した言葉で、日本の現代史で稀に見るテロ事件だった事がわかります。
のべ 21640 人がこの記事を参考にしています!
目次はこちら
オウム真理教とは
オウム真理教とは日本で最も恐ろしいカルト教団です。
現在は政府によって解体されたものの、後継団体として主流派(Aleph(アレフ)や山田らの集団など)と上祐派(ひかりの輪)に分かれて活動を継続し、未だに麻原信仰に帰依しています。そのため、警察当局の監視が続けられていますが、関連団体の中には昨今になって外れるものもあり一連の事件が風化したとも言われています。
教祖である麻原彰晃が死刑となった今では神格化され、信者数は少ないながらも勢いは衰えていないと言われています。公安調査庁によると、後継団体全体で約13億円ほど資産があり、後継団体で最も大きな規模を誇るAleph(アレフ)は、年間1億円ペースで資産を増やしていると報告され未だ危険性に注目されています。
オウム真理教の事件
オウム真理教の事件は今で言うテロ事件です。
世界史的に見ても、アルカイダやISILより先行し世界に影響を与えたとも言われています。教祖である麻原彰晃(松本智津夫)には国家転覆計画があり、自動小銃の密造や化学兵器の生産など武装化し、教団と敵対する人物の殺害や無差別テロを実行しました。簡単に言えば、クーデーター、武力革命、世界征服を真剣に考え行った事件と言えるでしょう。
事件のきっかけと狙い
事件にはきっかけと狙いがあります。
きっかけは、オウム真理教勢力の拡大を図ろうとして国政選挙に打って出たものの惨敗したことです。狙いが外れ、今度は教団の武装化により教団の勢力の拡大を図ろうと考え、ついには救済の名の下に日本国を支配して自らその王となることを計画したのがオウム真理教の事件の始まりです。
その手口は、多数の出家信者を獲得するとともに布施の名目でその資産を根こそぎ吸い上げて資金を確保する事から始まりました。一方で、多額の資金を投下して教団の武装化を進め、無差別テロを目的とする化学兵器サリンを大量に製造し、首都東京に散布するとともに自動小銃等の火器で武装した多数の出家信者により首都を制圧することを目論んでいたのです。
オウム真理教の事件まとめ
オウム真理教の事件をまとめると大きく3つの事件になります。
オウム真理教の3大事件と呼ばれ、教団と対立する弁護士とその家族を殺害した1989年11月の坂本堤弁護士一家殺害事件、教団松本支部立ち退きを求める訴訟を担当する判事の殺害を目的としてサリンを散布し計7人の死者と数百人の負傷者を出した1994年6月27日の松本サリン事件、教団への捜査の攪乱と東京首都圏の混乱を目的に5輌の地下鉄車輌にサリンを散布して計12人の死者と数千人の負傷者を出した1995年3月20日の地下鉄サリン事件です。
その他にもオウム真理教の一連の事件をまとめると、29人が死亡し(殺人26名、逮捕監禁致死1名、殺人未遂2名)負傷者は6000人を超えた。教団内でも判明しているだけでも5名が殺害され、死者・行方不明者は30名超とも言われています。
オウム真理教の村井事件
村井事件はオウム真理教の指示ではないと言われています。
200人を超えるマスコミ関係者が集まり監視のなか殺害されました。村井はオウム真理教幹部であり、教団内の科学技術省大臣を勤めていましたが山口組傘下の右翼団体(神州士衛館)構成員に刺殺されました。
村井を刺殺した犯人(徐裕行)で、動機は家族関係のように愛情で結ばれている人たちが、第三者の犯罪行為によって強制的に離間させられることに対して強い憤りがあったようです。拉致事件でも同じことが言えますが、家族を無理やり引き離すようなことが許せず、それらに対する怒りは、サリン事件の時は非常に強かったので独断で犯行に及んだと言われています。
一方で、犯行の背後関係は未だ解明し尽くしておらず、陰謀説も数多く不透明な点が残されていると言わざるを得ません。事件当時、オウムは追い詰められている中で、これから「村井が何かを発表する」と言いマスコミが集まってきたが、現場にいきなり現れた右翼が村井幹部を殺してしまったため真相は闇の中になったと言われています。
結果的に村井幹部の死で、化学兵器、武器などの密輸ルートなどが解明されずに終わりました。
オウム真理教の事件の真相は?
オウム真理教の事件の真相は非常に恐ろしい計画です。
簡単にまとめると、日本国を武力で打倒して「オウム国家」を建設し、更には世界征服をも念頭に置いていたオウム真理教の戦略が見事に失敗したのです。
1990年の第39回衆議院議員総選挙で真理党が惨敗した後、麻原彰晃は理想を叶えるのはテロしかないと決断しました。オウム三大事件の1つ地下鉄サリン事件はオウム真理教にとっては最後の足掻きで、事件の真相は11月戦争と呼ばれる無差別大量テロだったのです。
11月戦争とは、1995年11月教団所有の軍用ヘリコプターを使って東京上空からサリンを散布し、東京都民の大量殺戮を目論んでいました。日本の混乱に乗じて、米・露・朝の各軍隊による核戦争の誘発を狙い、その間に教団はサティアンに造られた屋内退避シェルターに篭り、核戦争終結後に日本を統治するという狙いがあったのです。
しかし、1995年1月(11月戦争の10ヶ月前)に読売新聞によって上九一色村のサリン残留物がスクープされ、3月に警察当局の強制捜査によって11月戦争の計画が頓挫したのです。このままでは、何も成す事が出来ないと考えた麻原彰晃が最後の足掻きで、3月20日に地下鉄サリン事件を指示したのが事件の真相です。
オウム真理教の事件一覧
オウム真理教の一連の事件を一覧にまとめています。
- 池田大作サリン襲撃未遂事件
- 江川紹子ホスゲン襲撃事件
- オウム真理教東京総本部火炎瓶投擲事件
- オカムラ鉄工乗っ取り事件
- 会社員VX殺害事件
- 亀戸異臭事件
- 警察庁長官狙撃事件
- 公証人役場事務長逮捕監禁致死事件
- オウム真理教国土利用計画法違反事件
- オウム真理教在家信者死亡事件
- 坂本堤弁護士一家殺害事件
- サリンプラント建設事件
- シガチョフ事件
- 自動小銃密造事件
- 島田裕巳宅爆弾事件
- オウム真理教女性信者殺害事件
- 新宿駅青酸ガス事件
- 全日空857便ハイジャック事件
- オウム真理教ソフト開発業務受注問題
- 滝本太郎弁護士サリン襲撃事件
- オウム真理教男性信者リンチ殺人事件
- オウム真理教男性信者逆さ吊り死亡事件
- オウム真理教男性信者殺害事件
- 地下鉄サリン事件
- 駐車場経営者VX襲撃事件
- 東京都庁小包爆弾事件
- 日本テレビ長官狙撃自白報道
- 日本テレビ郵便爆弾事件
- 農水省オウムソング事件
- ピアニスト監禁事件
- オウム真理教被害者の会会長VX襲撃事件
- 松本サリン事件
- 宮崎県資産家拉致事件
- 村井秀夫刺殺事件
- 薬剤師リンチ殺人事件
オウム真理教の事件で死刑囚になった13人
オウム真理教の事件で死刑囚になったのは13人です。
教祖を含め、元幹部など一連の事件の実行犯を中心に死刑囚となりました。2018年7月に死刑囚13人全員の死刑が執行されています。
- 2018年7月6日
麻原彰晃(東京拘置所)
土谷正実(東京拘置所)
遠藤誠一(東京拘置所)
井上嘉浩(大阪拘置所)
新實智光(大阪拘置所)
中川智正(広島拘置所)
早川紀代秀(福岡拘置所) - 2018年7月26日
豊田亨(東京拘置所)
端本悟(東京拘置所)
広瀬健一(東京拘置所)
宮前(岡崎)一明(名古屋拘置所)
横山真人 (名古屋拘置所)
小池(林)泰男(宮城刑務所仙台拘置支所)
オウム真理教の事件に関する書籍【おすすめ本3選】
オウム真理教の事件に関する書籍(おすすめ本)を3つ厳選しています。
未解決事件 オウム真理教秘録(著;NHKスペシャル取材班)
[itemlink post_id=”1922″]
オウム対警察の知られざる攻防と一体。化学兵器による世界初の無差別テロ、地下鉄サリン事件。なぜオウムは暴走したのか。なぜ捜査は間に合わなかったのか。二つの謎を、700本の麻原肉声テープと教団元幹部の告白、捜査員150人の初証言によって解説した本です。
オウム真理教事件とは何だったのか? 麻原彰晃の正体と封印された闇社会(著;一橋文哉)
[itemlink post_id=”1923″]
平成最大の国内テロ事件を引き起こした麻原彰晃とオウム真理教、および事件の真相を総括するノンフィクションです。なぜオウムはこれほど巨大化し、暴走してしまったのか。事件に関わったエリート幹部をはじめ、大勢の若者たちは、なぜオウムや麻原に惹かれていったのか。麻原の死刑当日の様子は。オウムと裏社会とのつながり、ロシア、北朝鮮との関係、そして核兵器保有の可能性など麻原の死刑執行後に出版することを前提に口を開いた元信者や捜査関係者、刑務官らの「今だから話せる」貴重な証言をもとに、オウム真理教の闇を明らかにした本です。
オウムからの帰還(著;高橋英利)
[itemlink post_id=”1924″]
1995年、出家信者として山梨県上九一色村の教団施設にいた著者は、教団の「科学技術省」に所属していました。だがあまりに不穏で不合理な状況が続き教団に不信感を抱きます。上層部からは何の説明もない中、意を決して教団から単身脱出。彼はそこで何を体験したのか。身近に見た教祖麻原彰晃の姿とは。恐るべき犯罪に手を染めた教団幹部たちの素の姿とは。内部にいたものだから知りえた教団の驚くべき実態を、可能なかぎり客観的な筆致で描写した本です。
オウム真理教の事件をわかりやすくまとめると
オウム真理教の事件をわかりやすくまとめると、世界征服を視野に国家転覆を狙った新興宗教の事件です。
教団内部では殺人を正当化する為にポアという言葉を用い、敵対する人物や集団を殺害することで功徳を積む(罪人の救済)という信仰を植え付け一連の事件を繰り返しました。クーデターの大きな足掛かりだった選挙戦に敗れ、無差別テロを行うも計画の半ばで捕縛されてしまったのです。
一連の事件の目的は、大義名分のためならば何をやっても許されるという狂信的な信仰の末路だと言っても過言ではないでしょう。
オウム真理教の事件に隠された黒幕の存在
オウム真理教の一連の事件に黒幕がいると言われています。
しかし、こういった陰謀論の多くはヘイトスピーチの一貫で根も葉もないデマが多く、言ったもん勝ちのような所があります。もし仮に黒幕がいたとするならば、オウム真理教の一連の事件で最も利益を得た人物や集団です。カルト教団を利用して私腹を肥やすなんてシナリオが最もらしく聞こえます。
実際、オウム真理教を利用(支援)していた人物や集団(組織)も少なからずいた事でしょう。ですが、現時点で黒幕として暴かれていないのであれば、それは闇の中に葬られたと言っても過言ではありません。今更もう暴く事は難しいでしょう。
まとめ
オウム真理教の事件は悲惨なものでした。
現在でも世界を見渡せば、ISILを始め宗教テロと呼ばれる事件は続いています。「日本では起こらないだろう」そう安心したい所ですが、外国人観光客は日本政府観光局(JNTO) が統計を取り始めた1964年以降、過去最高の記録を更新しています。決して、無関係だとは言い切れないでしょう。
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あとがき
教祖麻原の言葉に「ウソも100回つけば本当になる」という言葉があります。
まさに、宗教にはそういった言葉や信仰の力を形にする力があり、悪用されれば脅威となる可能性は大いにあります。
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