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オウム真理教の修行内容は熱湯を使った修行が最も死亡事故が多いのは知っていましたか。入信後には、修行するぞと3回唱える洗脳テープから始まり、薬物などを使った修行は潜在意識から洗脳(マインドコントロール)する最先端の修行だったのです …
特集の目次はこちらからどうぞ。↓
第2回 オウム真理教の死刑執行前と死刑執行後【麻原の神格化で勢いを増すカルト教団】
第8回 オウム真理教の修行内容は当時最先端の科学技術によって作られた
第9回 オウム真理教の幹部22人徹底調査【学歴・組織図・現在】
第10回 オウム真理教の娘たちの真相【4女と3女の両極端な心境】
第11回 オウム真理教のダーキニー写真まとめ
第12回 オウム真理教はアレフが継いだと言っても過言ではない?
総集編 オウム真理教で知っておくべき12の常識【特集まとめ】
オウム真理教の修行は当時、最先端の修行とも呼ばれていました。
医師(林郁夫)による潜在意識への医学・脳科学的なアプローチを始め、様々なエリートたちが元幹部として修行を開発・洗練した事は有名でしょう。
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オウム真理教とは
オウム真理教は日本を代表するテロ組織です。
宗教団体(カルト教団)と言うより、無差別テロを実行したテロリスト集団だと言い換えても過言ではありません。1988年から始まった一連の事件は、約10年間で29人が死亡し(殺人26名、逮捕監禁致死1名、殺人未遂2名)負傷者は6000人を超えたとも言われています。オウム真理教は、189人が起訴され、13人の死刑判決(執行済)と5人の無期懲役判決が確定しています。
現在では、教団の後継団体は主流派であるAleph(アレフ)、山田らの集団などと上祐派であるひかりの輪に別れ、オウム真理教の名を変え今も活動が続いています。そのため、公安調査庁(PSIA)から監視が続いており、教団の活動状況が報告されています。
教祖である麻原の死刑執行が2018年7月に行われ、その後は遺体が火葬されたものの、遺骨の行方は公開されていません。後継団体で最も規模の大きい主流派Aleph(アレフ)は、年100人ほど新規の信者が増えており、資産も年間1億円ペースで増え、着実に勢力を拡大しています。
オウム真理教の修行
オウム真理教の修行は、修行のようで修行ではありません。
睡眠・鎮静剤や麻酔薬を使って催眠状態を作り出し、潜在意識へオウム真理教の教義を刷り込む洗脳(マインドコントロール)としての手段の1つで、実際に宗教的な修行に成り得たものは数少ないと言っても過言ではありません。LSDなどの幻覚剤や覚醒剤などを使って神秘体験を巧妙に誘発させる修行や電気ショックを悪用し記憶を消す修行も実際にあったようです。
オウム真理教の修行で特徴的なのは医師であった幹部(林郁夫)たちが、専門的な知識を使って信者の潜在意識を修行という名目で巧みにコントロールしていました。そういう意味で言えば、日本でも稀に見るカルト教団でここまで専門的(ハイテク)かつ見事に洗脳ができる修行を展開した宗教団体は他に例を見ません。
オウム真理教の修行内容
オウム真理教の修行内容は、一般的なヨガの修行からオウム真理教独自の観点を取り入れた修行まで様々あります。
オウム真理教に入信してまず行うのは洗脳テープを聴く事です。マントラの修行(帰依マントラ)を行ない、そして師・サマナの指導に従って修行を進めるなどオウム真理教の修行には特徴があります。
新たな信者に先輩の信者が修行方法を実際に見せるため、熱狂的な信者が次々に修行を行なったと言われています。しかし、オウム真理教で行われる修行の実態は、信者の精進というより、麻原彰晃が信者を利用するために使った洗脳(マインドコントロール)手段の1つだったのかもしれません。
- アーサナ(ヨガ体操)
- プラーナヤーマ(ヨガ呼吸)
- ムドラー(気功)
- クンバカ(息を長時間止める)
- ガージャカラニー(飲んだ水を吐き出し浄化する)
- ダウティ(濡れた布を飲み込み吐き出す事で浄化する)
- ネーティカルマ(鼻に紐を通し浄化する)
- ダルドリー・シッディ(空中浮遊を目指す)
- マハームドラー(帰依を試す)
- アンダーグラウンド・サマディ(土中コンテナ内で瞑想する)
- 温熱療法(熱湯を使った)
- 立位礼拝(五体投地する)
- 決意の修行(決意文を読み上げ自身を洗脳する)
- 逆さ吊りの修行(肉体に苦痛を与える)
- 沈黙の行(長時間、喋らない)
- 経行(一定の場所を徒歩で往復する)
- 独房修行(監禁される)
- 音楽修行(精神を浄化する)
- イニシエーション(麻原彰晃の霊的エネルギーを注入する)
数あるイニシエーションの中で最も有名な修行はPSI
イニシエーションとは麻原彰晃の霊的エネルギーを注入する修行です。
麻原の毛、爪、血などを煎じて服用したりお守りにするなどイニシエーションはオウム真理教の修行でも特徴的でカルト的な修行だと言えます。PSIとはヘッドギアを使った修行で、麻原彰晃が逮捕されていた時に着用していたヘッドギアと言えば知っている人も少なくないでしょう。
PSIは完全救済イニシエーションとも呼ばれ、ヘッドギアには電極が付いており、麻原彰晃の脳波を再現した数ボルトの電流を流すことで、麻原の脳波と自分の脳波を同調させるものとして、オウム真理教で最も有名な修行の1つです。オウム真理教の後継団体Aleph(アレフ)では、今でもヘッドギアを使った修行が行われており、脳波を活用した瞑想促進・健康機器という名目で修行を続いています。
オウム真理教の修行に死亡事故はつきもの
オウム真理教の修行には死亡事故はつきものでした。
1番初めに修行中に信者が死亡したのが1988年で、オウム真理教の修行は薬物を使った修行が多く、百日修行で薬物中毒になった信者が修行の途中で意識不明となり、そのまま死亡しました。これをきっかけに、オウム真理教が暴走し過激な修行も増えていったと言われています。
修行の1つに、逆さ吊りの修行と呼ばれるものがあり信者が死亡しています。カルマを落とすために、肉体に苦痛を与える修行とオウム真理教は謳っていましたが、実際は修行という名目で態度の悪い(脱会を希望するなど)信者に対してリンチを行なっていただけとも言われています。
他にも修行と名を借りて、教団に都合の良い事ばかりをさせる行いも数多くあります。例えば、殺人教義と呼ばれるタントラ・ヴァジラヤーナに従い他人を死亡させるのも修行の1つだと言う論理が教団内で罷り通っていたくらいです。
オウム真理教の熱湯を使った修行
オウム真理教は修行で熱湯を使います。
熱湯を使った修行は温熱療法と呼ばれ、修行だけでなく懲罰としても利用され、最も死亡者を出した修行としても有名です。47度~50度の熱湯に15分前後ほど熱湯に浸かり続ける修行で、熱湯に慣れていない皮膚の薄い敏感な信者には過酷です。
オウム真理教の修行には幻覚剤(LSD)を用いる事も多く、熱湯に浸かり毒抜きをするために使われるため、57度に熱したサットヴァ・レモン(オウム真理教が独自に製造したジュース)1.5リットルを飲み干すといった荒行です。
熱湯を使った修行では、実際に死亡事件が数多く起きています。一連の事件が過ぎ去った後にも後継団体の1つであるAleph(アレフ)では信者が熱湯を使って修行を行い死亡しているため非常に危険だと言われています。
オウム真理教は修行するぞと三度唱える
オウム真理教で修行するぞという言葉があります。
これは、決意文(新会員の願いをかなえる宝石の言葉)とも呼ばれ、オウム真理教に入信した信者を洗脳するために麻原彰晃がテープに音声を録音して使っていました。実際に、信者はこの「修行するぞ、修行するぞ、修行するぞ」と三度唱え、1000時間を目標に洗脳テープを聴き続けなければなりません。A面とB面があり、B面のみ紹介しておきます。
まとめ
オウム真理教の修行はある意味で先進的でした。
当時の宗教団体で一般的に行われる修行より、科学的で修行による成果も体感しやすかったと言われています。しかし、それは医学や脳科学など専門知識を悪用した修行で、知らない内に信者は洗脳(マインドコントロール)されていたのです。
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あとがき
今でもオウム真理教の修行を使った手法は使えるかもしれません。
オウム真理教はテロを引き起こしてしまいましたが、健全な目的のために洗脳し、信者を利用するのも宗教団体の利点の1つです。破壊的な目的でないのであれば、合法的な範囲で科学的な手段を用いた宗教団体は、今でもまさに宗教業界最先端なのかもしれません。信者の救いが其処にある限り、教団の勢力は間違いなく拡大するでしょう。
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