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オウム真理教の幹部は全部で22人です。幹部はエリートが揃い、教団内の組織図は高学歴で占められています。学歴つきの幹部リスト、女性幹部はダーキニー(愛人)だったのか …
特集の目次はこちらからどうぞ。↓
第2回 オウム真理教の死刑執行前と死刑執行後【麻原の神格化で勢いを増すカルト教団】
第8回 オウム真理教の修行内容は当時最先端の科学技術によって作られた
第9回 オウム真理教の幹部22人徹底調査【学歴・組織図・現在】
第10回 オウム真理教の娘たちの真相【4女と3女の両極端な心境】
第11回 オウム真理教のダーキニー写真まとめ
第12回 オウム真理教はアレフが継いだと言っても過言ではない?
総集編 オウム真理教で知っておくべき12の常識【特集まとめ】
オウム真理教は幹部無しではここまで有名ではなかったと言えます。
麻原彰晃の狂気的な野望の元に集まった高学歴の幹部達が知識を与え、新興宗教団体として特徴的な実行力のある信者、カルト教団と揶揄するなら歴史に残ったのは事実かもしれません。
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目次はこちら
オウム真理教とは
オウム真理教は仏教を基盤とした新興宗教でした。
教団内の修行中に起こった死亡事件や国政選挙の失敗によって、教祖である麻原彰晃と幹部によって教団は武装化を始め暴走しました。オウム真理教と敵対する人物や集団は、殺人を始めあらゆる手段を使って排除するのが望ましいとされる殺人教義(タントラ・ヴァジラヤーナ)を使って次々に事件を引き起こし、ついには無差別テロにも及んでいます。
一連の事件で29人が死亡し(殺人26名、逮捕監禁致死1名、殺人未遂2名)負傷者は6000人を超えたとも言われています。信仰的な目的の達成を目指すカルト教団と言うより、政治的な目的を達成するために暴力および暴力による脅迫を実行するテロ組織と言っても過言ではないでしょう。
オウム真理教の組織図
オウム真理教の内部組織は省庁制を取っています。
日本の省庁と同じような名前を付け、幹部に決裁権や人事権を委譲して組織を管理していました。管理体制はずさんでしたが、国家転覆を狙っていたオウム真理教らしい中央組織とも言われています。神聖法皇と呼ばれる麻原彰晃を頂点に大臣という名の幹部が任命され、省務を統括していました。
- 法皇官房(神聖法皇直属機関で各種イニシエーションや省庁間の調整)
- 法皇内庁(神聖法皇の身の回りの世話)
- 究聖音楽院(教団の音楽)
- 科学技術省(教団の兵器開発)
- 第一厚生省(細菌兵器や違法薬物の製造開発)
- 第二厚生省(化学兵器や違法薬物の製造開発)
- 自治省(教団の警備、信徒の懲罰、スパイ摘発)
- 諜報省(教団の非合法活動に必要な情報収集、非合法活動)
- 治療省(オウム真理教附属医院)
- 外務省(教団外の交渉)
- 法務省(教団の訴訟関係事務)
- 商務省(教団関連会社の経営)
- 大蔵省(教団の経理、物品購入)
- 建設省(教団施設の建設や用地買収)
- 文部省(出家信者の子弟の教育や教典の翻訳)
- 労働省(出家信者の生活や修行の指導)
- 郵政省(教団の出版物・ビデオ・オウム真理教放送等の編集)
- 流通監視省(教団の食事)
- 車両省(教団の車両の運転や整備)
- 防衛庁(教団の空気清浄機「コスモクリーナー」の保守管理)
- 東信徒庁(東日本地区の信徒の管理)
- 西信徒庁(西日本地区の信徒の管理)
- 新信徒庁(武力部隊白い愛の戦士の管理)
オウム真理教の幹部リスト
- 法皇官房(石川公一)
- 法皇内庁(中川智正)
- 究聖音楽院(石井紳一郎)
- 科学技術省(村井秀夫)
- 第一厚生省(遠藤誠一)
- 第二厚生省(土谷正実)
- 自治省(新実智光)
- 諜報省(井上嘉浩)
- 治療省(林郁夫)
- 外務省(上祐史浩)
- 法務省(青山吉伸)
- 商務省(越川真一)
- 大蔵省(石井久子)
- 建設省(早川紀代秀)
- 文部省(杉浦茂)
- 労働省(山本まゆみ)
- 郵政省(松本知子;麻原の正妻)
- 流通監視省(麻原の長女)
- 車両省(野田成人)
- 防衛庁(岐部哲也)
- 東信徒庁(飯田エリ子)
- 西信徒庁(都沢和子)
- 新信徒庁(大内早苗)
オウム真理教幹部の学歴は高学歴
オウム真理教幹部の学歴は幹部リストを見てわかるように高学歴幹部です。
日本の犯罪史に残るようなテロ事件を引き起こしたオウム真理教の一連の事件を裏で支え、高学歴エリートの幹部たちの頭脳が無ければ成し得なかったとも言われています。幹部たちの最終学歴を一覧にまとめました。
幹部たちの現在
現在、オウム真理教の幹部は多くが死刑となりました。
死刑執行された13人のうち幹部は5人で、主要幹部の1人だった上祐史浩は懲役3年の実刑判決を受けました。幹部にも関わらず一連の事件に直接的な関与が立証されず、偽証罪のみ立件されました。一連の事件後に報道でメディア露出が多かった幹部の1人で、現在ではひかりの輪を後継団体として立ち上げています。
基本的に幹部と呼ばれる人達は、オウム真理教の内部組織に22ある省庁の代表(大臣)です。上祐や死刑囚を除く、元幹部の現在を公表されている範囲で調べました。
麻原正妻と麻原三女(松本麗華)はAleph(アレフ)の相談役、石井紳一郎は不明、石井久子は訪問介護、麻原四女(松本聡香)は不明、林郁夫は千葉刑務所に服役中(無期懲役)、青山吉伸は出所後は不明、越川真一はAleph(アレフ)の入信を断られた後は不明、杉浦茂はAleph(アレフ)脱会後は不明、山本まゆみは癌で病死、野田成人はAleph(アレフ)を追放されホームレスの支援「みどりの家族」代表、岐部哲也は不明、飯田エリ子は出所後に右半身麻痺のため都内実家にてリハビリ中、都沢和子は不明、大内早苗は不明、村岡達子は関西にて翻訳業が元幹部たちの現在です。
女性幹部はダーキニーの疑い
女性幹部は基本的に教祖の愛人です。
ダーキニーとは麻原彰晃の愛人たちの事で公表されていた人数は33人以上と言われていますが、実際には100人以上いたのではないかとも言われています。そんな中、女性幹部への道としてオウム真理教の修行(イニシエーション)が第一歩だったのかもしれません。
女性幹部の状況ををまとめると、オウム真理教において尊師に次ぐ階級「正大師」の5人のうちの1人である石井久子(経理)が有名です。麻原との間に子ども4人(うち死産1人)を産みました。また、最古参のメンバーである飯田エリ子や現ひかりの輪の代表でオウム真理教の元幹部である上祐の恋人であった都沢和子、オウム美女幹部と言われた大内早苗などは幹部ですが愛人かどうかは公表されていません。
まとめ
オウム真理教の一部の幹部は服役を終え出所しています。
オウム真理教は麻原彰晃の描いた破壊的な理想と、それを実現するだけの知識を持った幹部の存在、そして実行力のある信者という現実的な手段が揃った、言うならば一種の奇跡だったのかもしれません。
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あとがき
オウム真理教の幹部が服役し出所後、オウム真理教の後継団体に戻り入信した幹部もいました。
しかし、何らかの理由で脱会させられて、後継団体と繋がりのある暗部は麻原彰晃の妻(松本知子)や長女くらいだと言われています。公安に監視され続ける後継団体はオウム真理教の元幹部たちとの繋がりを表面上だけ意図的に隠したのかもしれません。実際にオウム真理教から離れた幹部もいますが、元幹部として様々な事件に関わってきた狂信的な信仰はそう簡単に切り離す事はできません。
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