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曹洞宗のお経とは何か。般若心経が人気ですが、実は曹洞宗オリジナルのお経が定番になっています。実は南無阿弥陀仏に代わる曹洞宗のフレーズが存在するの知っていましたか。念仏の決まり事など曹洞宗のお経を徹底解説します …
曹洞宗でも般若心経が人気です。
お経は八万四千と言われるように、数あるお経の中で般若心経というお経に人気が集まるのは、262文字に凝縮されたシンプルさなのかもしれません。
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曹洞宗とは
曹洞宗とは中国で始まった仏教です。
曹洞宗は仏教の中で禅宗の一派に属し、日本最大の禅宗とも言われています。文化庁が発表する最新の統計(宗教年鑑)によると、約350万人の信者がいると公称されています。曹洞宗の開祖は洞山良价(中国の僧)ですが、実際に日本に持ち込んだのは鎌倉時代の禅僧である道元だと言われています。
曹洞宗の特徴は、禅宗と言われるように坐禅によって悟りを開こうとする仏教です。曹洞宗も仏教ですから、坐禅だけでなくお経も念仏します。
曹洞宗のお経(経典)とは
禅宗の一派である曹洞宗のお経を紹介します。
曹洞宗で読まれる独自のお経と言えば、修証義(しゅしょうぎ)が有名です。日本の開祖である道元が書いたお経で、曹洞宗の大切な教えをまとめた曹洞宗オリジナルのお経で、日本の曹洞宗では修証義が根本経典の1つになっています。
ちなみに、正法眼蔵は出家者向けに書かれたプロ向けのお経で、それを一般的な信者用に要点をまとめたのが修証義と言う位置付けです。さて、実際に曹洞宗で定番になっているお経をいくつか紹介します。
曹洞宗は般若心経が人気
曹洞宗は大乗仏教ですから、大乗仏教系のお経はよく読まれます。
例えば、般若心教は曹洞宗でも人気のあるお経で、修証義に次いで最も読まれるお経と言っても過言ではありません。特に修証義はお経が長いので、在家信者たちは般若心経の方がお経として馴染みがあるかもしれません。
また、般若心経は仏教各派に念仏されるお経ですから宗派独自の解釈をするのが通例です。曹洞宗では、「観自在菩薩とは汝自身である」という解釈が有名になっています。観自在菩薩とは観音菩薩(観音様)の事なので、合わせて法華経の1つである観音経も人気があります。
曹洞宗の南無阿弥陀仏に代わるお経
曹洞宗での常套句は南無釈迦牟尼仏(なむしゃかむにぶつ)です。
南無阿弥陀仏は浄土宗や浄土真宗でお経の前後に念仏しますが、日蓮宗などでは南無妙法蓮華経と言うように宗派によってお経の常套句は変わります。曹洞宗では、南無阿弥陀仏の代わりに南無釈迦牟尼仏と念仏します。お経の意味は南無阿弥陀仏と同じような意味合いとして使われ、お釈迦様に帰依していると言う宣言・表明になります。
曹洞宗の念仏ルール
曹洞宗で念仏をする際に厳密なルールはないのが特徴です。
念仏をする前に最初に木魚や鐘などの鐘を3回鳴らし、線香を真っすぐに立て念仏し始めるのが一般的です。曹洞宗ではお経の念仏を朝と夕方に行う言う通例があるだけで、朝の念仏は開経偈から始め、四弘誓願文で終わらなければいけないなどの念仏ルールは、在家信者は気にする必要はありません。
般若心経など自分のお気に入りのお経を自由に念仏して構わないとされています。
曹洞宗はお経の歌がある
曹洞宗で歌と言えば南こうせつが作詞作曲した「まごころに生きる」が有名です。
南こうせつは曹洞宗の信者で有名な芸能人・有名人の1人で、曹洞宗ではイベントなどでセミプロのような方が歌ってたりするため、信者であれば誰もが知っているような歌です。また、曹洞宗ではお寺を巡拝する信者が仏を讃えて歌う歌御詠歌もあり、曹洞宗では梅花流詠讃歌と呼ばれ、お経の歌として親しまれています。
曹洞宗のお経おすすめCD
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曹洞宗のお経CDを選ぶなら一択です。
おすすめのCDは、宗紋付きお経シリーズ 曹洞宗 修証義 般若心経 観音経(経典付き)で、曹洞宗の大本山永平寺が監修しているCDです。付録で経典もついているので、わざわざ経本などお経の本を買わなくて良いのでお買い得でしょう。
修証義を始め、曹洞宗でよく念仏される代表的なお経(般若心経や観音経など)も収録されているので、お経を学ばれていたり、忙しくて僧侶を呼べない場合など人気があります。
まとめ
曹洞宗でもお経と言えば般若心経が人気です。
曹洞宗のオリジナルである修証義やプロ向け正法眼蔵などのお経は長いので、在家信者など一般的ではないのかもしれません。そういう意味で言うと、般若心経は宗派を超えて重宝されるお経として完成度の高さが伺えますね。
あとがき
曹洞宗ではお経が読める無料アプリがあります。
曹洞宗の経典がまとめられていて、修証義を始め、日常よく使う般若心経や観音経も掲載されています。他にも、開経偈、三帰礼文、四弘誓願文、般若心経、修証義、観音経、普回向などが掲載されています。iPhoneやAndroidもアプリストアでリリースされています。
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