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世界救世教はやばいのか。実際にやばいと誰もが納得できる理由もあり、逆にいい意味でやばいポイントもあります。新興宗教あるあるも含めて、やばいポイントを解説します …
世界救世教の特集目次はこちらからどうぞ。↓
第1回 世界救世教はいづのめ教団・主之光教団・東方之光の内紛はいつまで続く?
世界救世教は手かざし系の始まりとなった宗教です。
多くの信者が後に独立して新宗教を立ち上げていますが、伝統的な宗教のように歴史がある訳でもなく分派、独立する新興宗教は世界救世教の他にあまり見かけません。そこにはやばい宗教が抱える共通の問題点があったのかもしれません。
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世界救世教とは
世界救世教とは神道系の新興宗教です。
教祖は岡田茂吉で現在は4代目(岡田陽一)も教団内部の対立によって解任され、5代目は決まっていません。現界(現実世界)は霊界(死後世界)によって影響を受け、現実の幸福は霊界でのレベルに左右されるため、先祖や自分自身を手かざしによって浄霊する事で幸福を目指すという世界観があります。
他に特徴的なのは自然農法・自然食・環境浄化などの自然共生の考え方、そして地上天国を建設しようとするユートピア思想の表現方法としての芸術、先ほどの浄霊を合わせた3本柱が世界救世教の根幹になっている世界観と言えるでしょう。
世界救世教の教主様がやばい
世界救世教の教主様は岡田茂吉です。
現在でこそ4代目(岡田陽一)の教主様となっていますが、世界救世教の宗派に関わらず初代の教主様は支持が集まっています。教主様がやばいのは、世界救世教を立ち上げる前に、岡田式心霊指圧療法なるものを立ち上げ、医師でもないのに治療行為を行ったことで2度検挙されたやばい経験もあります。その後、熱海に大日本観音教団を設立して手かざしによる病気治し(浄霊)を行い、お光さまと呼ばれていました。
世界救世教の岡田陽一もやばい
世界救世教の4台目の教主様が岡田陽一です。
やばいのは教主様という立場にも関わらずキリスト教系の新興宗教関係者と接し、それを不愉快に思った保守系の教派から、「教主様は洗脳されてやばい」と糾弾され内紛へと発展しています。カリスマ的な教主様が亡くなった後に、後継者がアレンジしようとして失敗する典型的なパターンとなってしまいました。
その後も2018年に世界救世教の役員会との対立が続き教主を解任され、岡田陽一以外の岡田家の者も宗家としての地位を失っています。現在では、世界救世教の一派である主之光教団(世界救世教とキリスト教を融合させた)を率いて宗教活動は行っているようです。
また、主之光教団は包括宗教法人としての世界救世教から法的な包括関係を解除されているので、実質的には全く別の新宗教という立ち位置となっています。
世界救世教のやばい理由は3つ
世界救世教にはやばい理由があります。
世界救世教に限りませんが、末端組織の指導者や個々の信者によって信仰の度合いが生まれてしまいます。やばいカルト教団と呼ぶほど危険とは言い切れませんが、手かざし(浄霊)に依存したり絶対視する信者も少なくありません。
やばいのは熱心な信仰を持つ信者になると、一般的な医療を拒否することで時には死者だって出る可能性だってあります。人の健康や生死に関わる判断を常識から逸脱して行う、そういったリスクを抱えています。となれば、やばい信者も一定数いる事が想像できるでしょう。
また、霊界が現実を支配していると考えている点です。例えば、極端な考え方をすれば現実より霊界を優先させようとする行為や思考に偏ってしまうとやばい状態になりかねません。
最後のやばいポイントは跡目争いや内紛が絶えない事です。前回の記事でも書きましたが、世界救世教の成り立ちに原因はあるものの自身と世界の調和や平和を求めようとする集団が自ら争うのはやばいでしょう。ましてや新規信者からすると、その先に幸せを感じるような希望は持つはずがありません。その言っている事と実際にやっている事が違い過ぎてやばい宗教としか言いようがありません。
世界救世教のペンダントがやばい
世界救世教のペンダントはお光とも呼ばれています。
勿論、世界救世教と言っても各教派・教団によってデザインが違います。元は紙のお文字を金襴で包んで絹の袋に入れていましたが、時とともにペンダントへデザインが移行されるようになりました。
やばいのは、このペンダントをつけると浄霊(手かざし)ができるようになると言うのです。世界救世教に関わらず、宗教にはペンダントは必需品でしょう。仮に宗教的なパワーがあるとすれば、神秘的だと思うか奇妙だと思うか判断は分かれてしまいますが、どちらの意味でもペンダントはやばいグッズの1つです。
どの教派・教団でもそうですが、熱心な信者でないとまずこのペンダントは身につけていません。また、価格もピンキリですが高いもので20万円もするようです。
世界救世教の有名人がやばい
世界救世教に有名人はいません。
有名人がいないのはやばい宗教の特徴でもあるのですが、有名人がいるからと言って安心とも言えないのが辛いところ。加えて、やばいのはどの噂も一次情報が確認できたいため信憑性に欠けているためここでは紹介できません。
ちなみに、世界救世教はいくつもの新興宗教を生み出していて、崇教真光などを始め、世界救世教から独立した新興宗教には有名人がいない訳でもありません。
また、ハロプロが世界救世教の広告塔というのも出所(石井吉彦のくだり)を確認するとデマと言うか言いがかりで無関係の可能性が高く、たまたま取り扱うテーマと隠れ信者が被っただけでしょう。
世界救世教の葬儀はやばい
世界救世教の葬儀は仏式でなく神式です。
そのため、やばいと言うより慣れない葬儀だと違和感を感じる人も少なくないでしょう。違う意味でやばいのは、神式だと言っても細かな儀式は違います。
一般的な神式の葬儀では仏式のお焼香のように、玉串奉奠を1人1人が行う場合があります。その時に行う作法が世界救世教では二礼三拍手一礼となります。一般的な二拍手ではないため注意が必要です。その他は、神式の葬儀マナー(香典、表書きなど)に倣って参列すれば問題はありません。
どちらにしても不安な場合には喪家や葬儀を執り行う葬儀社に確認を取れば、やばい弔問客とならずに済みます。
世界救世教のMOAはやばい?
MOAとはMokichi Okada Associationの略称です。
世界救世教には3本柱がありますから、どうしても宗教以外の関連企業が必要です。例えば、手かざしを他人に行おうとすれば医療行為になってしまう場合もあるためクリニックが必要でしょう。加えて、対処療法に依存しないためには自然農法が必要になりますから農業系の研究開発センターや事業団が必要になります。最後に、地上天国と呼ばれるユートピアの建設には芸術などを管理できる文化財団も必要になります。
まとめ
世界救世教はやばい。
それは良い意味でも悪い意味でも使いました。世界救世教に限らず、宗教全般に言えることは教義や宗教生活の独特さよりも信者の宗教への依存体質がいわゆる「やばい」状況を作り上げる歯車となってしまう事は否めません。
次は世界救世教特集の総集編、新たにサマリーを書き下ろしました。↓
あとがき
世界救世教にはやばい人もいて、まともな人もいます。
せめて宗教でくらい綺麗事で通して欲しいのに、内輪揉めをしている世界救世教は流石にやばいでしょう。もしかしたら、教団の揉め事って宗教がビジネスになってしまう兆候(サイン)なのかもしれません。
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