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呪いのビデオとは何か。本物?やらせ?、不気味な女や恐怖を誘う警告など呪いのビデオの特徴を解説しました。呪いのビデオ元祖「リング」から今も続く呪いのビデオの現在は如何に …
呪い特集はこちらの目次よりどうぞ。↓
第2回 呪いの人形3選【アナベルを超えた日本の怖い人形たち】
第3回 呪いは英語で何て言う?
第4回 呪い代行は本物?【徹底調査第1弾】呪い代行業者10選
第6回 呪いの言葉5選【呪文一覧】
呪いのビデオが定着した今、もはやビデオは死語となってしまいました。
呪いのビデオを今風に言うならば、呪いの動画でしょうか(笑)長年、根強いファンが多い呪いの動画とは何か。知らない人はまず最新作からチェックしてみるのも手。
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目次はこちら
呪いのビデオとは
呪いのビデオとはホラードキュメンタリーの金字塔です。
呪いのビデオは1999年に始まったシリーズで、呪いのビデオの先駆けとも言える映画「リング」が1998年に大ヒットし、その影響を受けリリースされました。正式名称は、「ほんとにあった!呪いのビデオ」で略して、ほん呪とも呼ばれています。
他のホラー系ビデオとは一線を画すクオリティとも呼ばれていましたがオカルトブームの衰退と共に、作品の品質やリアリティも下がってきたと言われています。しかし、恐怖と笑いは紙一重だと言われるように、呪いのビデオは今もなおファンに愛されています。
基本的な構成は、心霊現象とされる一般の視聴者からの投稿を基に作った疑似ノンフィクションのオカルト作品です。投稿映像の紹介や投稿者へのインタビュー、時にはスタッフが直接現場で霊的現象を検証したりします。
呪いのビデオは夏に三部作を行い、恒例企画となっているためファンは毎年の楽しみに待っています。作品の特徴は、映像と共に流れるナレーションで「お分かり頂けただろうか?」、「それでは、もう一度ご覧頂こう」と言うフレーズが有名です。
呪いのビデオは本物?やらせ?
呪いのビデオは疑似ノンフィクションのオカルト作品です。
たいてい、呪いのビデオは本物なのか、やらせなのかを決めたがります。はっきり言って呪いのビデオは一部は本物の話もあるかもしれませんが多くは創作です。でも、こういったホラードキュメンタリーは本物かやらせかの判断は二の次で、大切な事は呪いのビデオを楽しめるかどうかでしょう。
呪いのビデオに出る不気味な女
呪いのビデオ25に収録されている不気味な女が有名です。
投稿者の橋詰陽子さんは実家の母に向けて、新しいマンションに引っ越した記念に、携帯電話の動画撮影機能でビデオを撮影しました。その時に映ってしまった不気味な女は以前に住んでいた親子だったと聞きます。
クローゼットにカメラを向けると、赤ん坊の様な顔がカメラを覗き込んでいます。カメラを下に向けて何事も無かったの様にやり過ごそうとする橋詰さん。
気を取り直して背後のバルコニーの方にカメラを向けると、そこには長髪を振り乱して生気の全くない青い服を着た女性が棒立ち。それを見た橋詰さんはカメラをその場に捨てて、一目散に外へ逃げ出しました。
置きっぱなしのカメラは低く濁ったかのような赤ん坊の絶叫ともいえる声をしっかりと録音していたのです。
呪いのビデオ動画
呪いのビデオ動画は探しましたが見つかりませんでした。(勿論、違法アップロードをしている動画も探しましたがありません)
Amazonプライムでは呪いのビデオ10まで、その他はU-NEXTで見放題くらいです。他にはレンタルかビデオやDVDの購入しか呪いのビデオを見る方法はありません。
呪いのビデオの警告が恐怖を引き立たせる
呪いのビデオには警告があります。
出所不明の得体の知れない映像も多く、一般的に恐怖性が高いため、視聴者に投稿映像を見せる前に、警告文を表示しています。近年ではカウントダウンも表示され、呪いのビデオの名物となっています。警告文はこちら。
警告
これからご覧いただく映像はあなたの心身に深刻な影響を及ぼす可能性が考えられます。影響を受けやすい方や気の進まない方は再生を止めてください。こちらでは一切の責任を負いかねます。
警告される投稿が収録されているのは下記の呪いのビデオです。
- 呪いのビデオ2「作業服の男 後編」
- 呪いのビデオ7「動物霊」
- 呪いのビデオ20「添付された呪い」
- 呪いのビデオ24「ダビング」
- 呪いのビデオ27「シリーズ監視カメラ 製作委員会スタッフルーム」
- 呪いのビデオ39「狂死のビデオテープ 続・蛮行」
- 呪いのビデオ50「呪われたホーム・ムービー」
- 呪いのビデオ55「悪人」
- 呪いのビデオ56「リベンジ 後編」
- 呪いのビデオ59「邪心 後編」
- 呪いのビデオ64「スケープゴート 後編」
- 呪いのビデオ68「禁忌 続・中編」
- 呪いのビデオ80「続・縁恨 後編」
呪いのビデオは菊池監督で地に落ちた?
呪いのビデオには低評価が続いた時期があります。
それは菊池宣秀が監督を行った呪いのビデオ56〜70(2013年〜2016年)で、歴代最低とも言われています。演出や構成、映像など様々なメディアでバッシングを受けています。多い声の1つとして、菊池監督になって、呪いのビデオが他社ホラー作品と変わらないクオリティになってしまったという残念がる声です。
呪いのビデオ81はスタッフ総入れ替え
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呪いのビデオシリーズで密かに人気があった川居がいなくなった他、呪いのビデオのスタッフが総入れ替えとなった事で話題を呼びました。
昔からのファンには賛否両論で、良い意味でも悪い意味でも変化した作品だと言われています。
呪いのビデオ74が低評価なワケ
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呪いのビデオ72から続く三部作の完結編が呪いのビデオ74です。
三部作というのはどんな作品にも期待が大きく、期待を外すとボロクソ言われる事が多く、心霊ドキュメントというより人間ドキュメントのようなオチに納得出来なかった人が多かったようです。
呪いのビデオ74は多くの視聴者から「尻切れトンボ感が否めない」と評され、メインの「おくりもの」ではなく他の監視カメラ「二階の和室」で全体的に一定の評価がされていると言っても過言ではないでしょう。
呪いのビデオ55で意見が分かれる
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呪いのビデオ55では前作とは違った手法で作品を制作しています。
前作までは全く異なる投稿映像を紹介していたのですが、呪いのビデオ55は全てに何かしらの共通点を持たせた事です。それによって1つの謎を少しずつ紐解いてゆくような演出になっています。少々、こじつけ的にも感じる演出もあり評価の意見が分かれているようです。
どちらにせよ共通している意見としては、呪いのビデオ冒頭の新作案内のウザさでしょう。無料動画ならともかく、有料動画で視聴者へ広告の強要はナンセンス。
呪いのビデオ元祖はリング
1998年に公開されたリングという映画が呪いのビデオの元祖でしょう。
呪いのビデオシリーズもこのリングが大ヒットしてリリースが始まったと言っても過言ではありません。簡単に言えば、日本のホラーを世界に広めた作品です。あらすじを簡単に説明すると、呪いのビデオを見た人の謎の死を追うミステリースリラー作品。
リングのキャッチコピーは「ビデオに殺されるなんて。」で、貞子の迫力には日本中だけでなく世界が震撼したと言われています。鈴木光司の同名小説を原作とし、リングシリーズとして続く「らせん」、「リング2」、「リング0バースデイ」と大ヒットを続けました。
まとめ
呪いのビデオは人を惹きつけます。
やらせ、胡散臭さは作品の一部でありその疑問自体が制作側の意図するひとつのような感じがあります。何を求めて観るのかに尽きます。わざわざ論理的に作品を観る人の方が少ないのですが解説するとなると話は別です。
例えば、驚きと少しの怖さ、それは日常から解放(非日常の体験)かもしれません。色んなツッコミを入れ、怪しさを嗅ぎ、味わえるだけで良いという根強いファンが多い理由もわかる気がします。
次の呪いシリーズはこちらからどうぞ。↓
あとがき
呪いのビデオにハマる理由があります。
1つ1つの心霊映像を検証していくうちに、そこには何らかの背景がありドラマがあることに気づきます。勿論、それらのほとんどが明るい話ではありませんが、人が何らかの形で肉体を離れそれでもなお生きている人たちに対して伝えたい何かがあるのだろうということを感じさせられます。これは心霊映像という形をとった、ヒューマンドラマと言っても良いのかもしれませんね。
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