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真如苑の評判は悪いとも良いとも言えます。評判が賛否両論の理由は後ほど紹介しますが、真如苑の評判が注目される理由や真如苑の評判の見分け方をまとめ解説しています …
真如苑の特集目次はこちらからどうぞ。↓
第1回 真如苑の予約管理は宗教業界で最先端【予約サイトとアプリ】
第2回 真如苑の評判を見極める方法【悪い・良い本当はどっち?】
真如苑の評判は悪いのか、良いのか。
真如苑の評判は賛否両論で、友人に勧誘された場合や友人に信仰を告白されたなど、など真如苑の評判を探してみるも、評判の真偽は本人自身と「経親」と呼ばれる上役や導き親と呼ばれる紹介者によって変わると言っても過言ではありません。その理由や考え方などを紹介します。
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目次はこちら
真如苑とは
真如苑は真如苑とは仏教系(真言宗)の新興宗教です。
世界17カ国130カ所に寺院を持ち、信者数はおよそ100万人(国内90万人)とも言われ、完全紹介制(紹介者がいないと入信できない)といった変わったシステムを持っています。
一般的に紹介者は導き親と呼び、上位の導き親は経親(すじおや)と呼ばれ、経親は全国に7,000人います。経親が他の教団でいう幹部となり信者の管理が行われ、経親や導き親を中心とした縦型組織を維持している教団は真如苑が国内最大規模だと言っても過言ではありません。
真如苑の開祖は伊藤真乗で、真言宗醍醐派総本山醍醐寺末寺院の僧侶から独立、戦後新たに真如苑を創設しました。当時では仏道を歩めるのは出家者のみで、在家信者にも仏道を歩める修行の在り方を提示した革新的な宗教でした。
真如苑の評判が注目される理由
真如苑の評判が注目される理由があります。
それは新たな信者獲得が難しいと言われる新興宗教の中で、真如苑は信者数を増やし増収を続けている勝ち組の新宗教とも言われているからです。実際に真如苑は、1995年に約73万人だった国内の信者数をこの20年で約93万人と約3割も増加させています。
真如苑の年間収入は推定455億円で、保有不動産は2500億円超(その半分は立川市内の総本部)とも言われています。創価学会や幸福の科学、立正佼成会など他の大手新興宗教と違うのは、宗教事業以外(政治など)にあまり手を広げていない事でしょう。
真如苑の評判が悪い理由
真如苑の評判が悪い理由があります。
それは真如苑では信者の目標の1つに霊能者を目指させる風習があります。この霊能者はいわゆるカリスマだったり真如苑で一定の評価を得られる立場で信者からすれば憧れの的です。真如苑では宗教的な指導者(霊能者)には誰もがなれると言われますが、そのためには勧誘ノルマがあります。
最低8人の信者を勧誘をしなければならない(勧誘ノルマは数年に一度変わる)ため、これは真如苑に関わらず同じ趣味の人を知り合いの中から8人も見つけるというのは至難の業です。もし仮に熱心な信者が霊能者を目指すと無理な勧誘から周りの人間関係など軋轢を生みかねません。
また、真如苑の公式HPを見ると、お金はかからないイメージを持ちます。しかし、入信に必要なお金はあまり必要になりませんが、接心という霊能者による悩み相談に思ったよりもお金(冥加料)がかかると評判が悪いようです。
基本修行となる向上接心の冥加料は最も安く1,000円〜(2〜3分)、最も霊位の高い霊能力者が病筮抄という疫学を使って行う鑑定接心は8,000円〜(30〜40分)といった相場があります。接心の頻度によって異なりますが、実際に入信するのと宗教生活を営むには評判以上の個人差がかなりあると言って良いでしょう。
また、地域の支部(経親)や導き親によっては接心ノルマを課す、もしくは接心に依存させるなど洗脳(マインドコントロール)といった悪い評判もあります。
真如苑の評判いいところ
真如苑の評判がいいのはやはり地域ボランティアです。
真如苑ではご奉仕と呼ばれる早朝奉仕が評判で、真如苑は全国数百か所の駅前で、毎朝清掃奉仕活動を行なっています。早起きは三文の得と呼ばれるように朝早く起き、ゴミ拾いで綺麗になると気持ちの良い気分で1日をスタートする事、もしくは嫌な気分をリフレッシュさせ切り替える事が習慣となるため、評判がいい理由だと言えるでしょう。
真如苑に関わらず仏教系の宗教には、掃除(作務)を修行として捉える信仰があり、信者に関わらずトイレ掃除や駅前掃除などが盛んです。また、真如苑は全国にいる信者を活用しボランティア団体(SeRV)を組織し、東日本大震災や熊本地震、西日本豪雨など積極的に支援を行い評判がいいところの1つです。
加えて宗教的な指導者(霊能者や経親)になるための基準がはっきり明示されているので宗教生活の目標や生きがいの1つとして、自分の新たな拠り所と成り得ることも出来、良い評判を得ています。
真如苑の評判をまとめると
真如苑では霊能者は誰でもなれると信仰されています。
実際に国内では約4,000人の霊能者が接心と呼ばれる相談が行われています。修行を行っても霊能者となるには平均で数十年かかるとも言われ、まさに家元制度で宗教というよりディプロマを発行する協会ビジネスと言い換えても違和感はないでしょう。真如苑の内部であらゆる基準にノルマ(目標)が与えられています。
この真如苑というビジネスモデル(教団の仕組み)に違和感を感じる人がいるという人も少なくないため評判が分かれます。真如苑には、「3つの歩み」という教えの実践があります。具体的には自主的にお布施する「お歓喜」、信者を増やす「お救(たす)け」、教団の行うボランティア活動などへの「ご奉仕」の3つです。
これら全ては真如苑のためであり、信者のためでもあります。真如苑の発展は信者自身のためで、現実的に教団と信者は一心同体という理解にズレがあるため、評判も賛否両論あるのです。
真如苑の評判の見分け方
地域や支部、人によって宗教の捉え方が変わり評判も左右されます。
評判が左右されるポイントは大きく2つでお布施と勧誘ノルマです。平均的な信者が1年間に費やす金額は、接心に祈願、年会費などを合わせても合計4万~5万円程度と言われ、「サラリーマンのお小遣いでやりくり出来る」というのが真如苑の謳い文句(公認している評判)です。
しかし、熱心な信仰心を持てば接心などの宗教行為も増え、お布施に使うお金は評判以上に青天井となります。また、真如苑に関わらず宗教団体支部の評価は新規信者の獲得数や会座への動員数など、本部から評価される項目は非常に営利的です。そのため、支部幹部(経親)や導き親などの熱心な信仰心を持つ信者だけでは勧誘ノルマが達成できず一般信者にしわ寄せがやってくると評判が悪くなります。
真如苑の評判には賛否両論ありますが、真如苑の良し悪しは経親と導き親など教団内の人間関係や個人差が非常に大きいと言っても過言ではないでしょう。誰のための宗教か、真如苑の評判が良い経親や導き親の元では本質的な宗教生活を共にでき、真如苑の評判が悪い経親や導き親の元では本部の顔色を伺う宗教と成り下がっている可能性が高いと言えます。
まとめ
真如苑の評判を参考にする人は鵜呑みしてはいけません。
経親や導き親の考え方や個人差によって大きく違う点、そして新興宗教は伝統宗教と違って信者の拡大など教団と一心同体という要素が強いため、信者には理解が求められます。信仰(信者)と教団は持ちつ持たれつ、それが嫌なら伝統宗教と言われるキリスト教や仏教など、余裕のある教団で信仰に身を捧げる方が気が楽で、評判も気にする必要はありません。
あとがき
真如苑の評判の中には真実や嘘(デマ)が入り乱れています。
多くの場合、一部の狂信的な信者が事件や問題を起こし評判に影響します。大多数の信者は信仰に満足感を得、他人に迷惑をかけず信仰生活を送っています。評判は横に置き、目の前の人や周りの環境を偏見を持たず自分なりに判断するのも手。評判は鵜呑みにせず、あくまで参考として評判を利用するのが賢明です。
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メールアドレスがないので適当な入力で失礼します。
経親だけでなく導き親との人間関係でも大きく変わりますね。むしろ経親より導き親との関係の方が大きいかもしれません。
真如苑は信者間の人間関係のつながりが弱く、家族を除けば、継続的な信者間の人間関係は経親と導き親との関係がほとんど唯一といってもいいくらいです。
よって良し悪しは、経親と導き親がどんなタイプかで決まってしまう面が非常に大きいです。
霊能者になるためには勧誘〇人といった基準は、数年に一度変わります。総じて昔に比べれば基準は徐々に緩くなっているようです。
経親ごとに本部から信者勧誘数ノルマがあるという話は自分は聞いたことがないのですが、これはどうなのでしょうか。
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真如苑入信したばっかりです。 真如苑は好きですが、経親 導き親で良し悪しは納得します。真如苑はそのまま通いたいのですが、経親、導き親とあまりあわない気がして、おっくうになりまさした。
それが悩みです。どうすればいいのでしょうか。
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okiさん
コメント有難うございます。
okiさんのように経親や導き親による不満やトラブルは良く耳にします。実際に一度、真如苑に入信した後に違う導き親に変えた、もしくは本部に言って変えてもらったという話は聞いた事がありません。例え実際にあったとしても、公にすると収拾がつきませんから口止めされるはずです。だからと言って、最初から真如苑の特徴を理解して経親や導き親を選ぼうとしてもそう簡単なものではありません。
少々、お金がかかりますが様々な霊能者に接心で相談するのも手かと。いかなる理由であれ、原因を排除するのか、原因を受け止め理解しようとするのか、自分にとってどちらが長い目で救いとなるのか十人十色の助言をしてくれるはずです。
いずれの判断にせよ正誤はありませんから、しっかり悩んで良いと思います。その悩みがあるというのは宗教の醍醐味だと言っても過言ではないでしょう。